独占企業(キユーピー、キッコーマン、カゴメ)
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0380名無しさん@お腹いっぱい。
2011/04/11(月) 19:42:26.53ID:w/GLokdfさすがは外資系だからか、消費者の健康と安全を第一に考えるとともに、
企業としての責任を自覚し、リスクを回避するために必要なことを弁えています。
カゴメとデルモンテが福島産のトマトを用いないこととしたニュースを見て、
ひとまず安心するとともに両社のご判断に敬意を表した次第なのですが、
よく考えてみると色々な問題を孕んでいることに気が付きます。
先ず、日本の暫定基準はWHOが緊急時に基準とする数値の10倍という信じられないものです。
EUは北海道など一部を除く東日本全域の農産物を輸入しないこととしています。
そして、どなたかも書き込んでいらっしゃるとおり放射性物質は本来、食品に含まれないものなのです。
トマトに限ったことではなく、他の野菜や果物も水さえも、日本の暫定基準は非常に「寛容」です。
これは農家に対する補償を抑制するとともに経済への影響を小さく止めようとする意図の表れであり、
健康や安全を担保するために国際機関が示す「緊急時」の数値の10倍まで認めるという信じ難いものです。
私は両社いずれかのトマトジュースを殆ど毎日のように愛飲していますが、
今後は両社の対応を見て決めることとしています。
場合によっては全て輸入物に頼らざるを得ないと考えています。
両社とも製造工場が関東地方に集中しており、原材料の生産地や取水地が気になります。
カゴメは東西に拠点を持ち東の北関東、西の中京という体制ではありますが、
何故、製造工場や産地を分散させていないのかという疑問もわいてきます。
先ず、全国で地震等の災害リスクが低い立地はどこなのか。
高速道路網や空港及び港の位置に照らし、社員の移動や製品の輸送に適した立地はどこなのか。
半減期が30年に及ぶという放射性物質が土壌を汚染していない生産好適地はどこなのか。
両社の経営判断に注目したいと思っています。
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