ハイレゾで本当に音は良くなるのか?★55 [無断転載禁止]©5ch.net
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0682名無しさん@お腹いっぱい。
2017/02/10(金) 21:47:36.56ID:ks9hJ5TFごく最近に聞いたハーモネーターに関連する「今だから言える裏話」
某大手メーカーOBからごく最近に聞いた「今だから言える裏話」です。
CDが誕生したのは1982年10月ですが、
その2年後に大橋力(つとむ)筑波大教授(芸能山城組を率いる音楽家の山城祥司氏でもある)から
20kHz以上が必要という論文(日本音響学会視聴覚研究会資料H-84-42,1984年10月22日)が発表されました。
ちょうどCDが普及しはじめた時期なのでオーディオ業界はとても困りました。
このため大手のオーディオメーカーたちは非公式に何回か集まって、この対応について協議をし、EIAJにおいても会合が開かれました。
結論として、反論すると騒ぎが大きくなりそうなので反論しないことを申し合わせました。
結果としてこの策はおおむね成功し、大騒ぎには至りませんでした。
そしてCDはLPを駆逐するほどに大成功を収めました。
このときの論文に対する業界内部の反応ですが、「そんな馬鹿な!」という真っ向からの否定派と、
「その通り!」という肯定派に真っ二つに分かれていたとのことです。
そして「その通り!」と思った人たちは、後にフルエンシーやレガートリンクなどの超高域を修復する技術や、
SACDやDVDオーディオの開発に取り組むことになります。
今ではこの超高域効果が広く認識され、100kHz帯域幅のスーパーツイーターやマイクロフォンまでが発売されるに至りました。
これらの結果からすれば大橋理論は正しかったといえます。
しかし、「聴覚には十分なフォーマット」として売り出したCDやさらにMD、MP3などを販売しているオーディオ業界としては、
「CDでは帯域が不十分で、より超高域が必要!」とはいまさら声高に言えない状況にあります。
そのため、SACDやDVDオーディオもなかなか普及せず、その雲行きさえも怪しくなってきているのが現実です。
彼いわく「LPに戻るわけにもいかず、テレビもデジタルになるからハーモネーターにとっては追い風ですね?」とのことでした。
ちなみに彼は発売当初からCDの音には違和感を持っていたので肯定派だったとのことです。
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