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ハイレゾで本当に音は良くなるのか?★55 [無断転載禁止]©5ch.net

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2017/01/26(木) 22:39:41.72ID:BQexVWuc
昨今取り沙汰されて久しいオーディオフォーマット、「ハイレゾ」。
CDフォーマット16bit 44.1kHzを越える帯域データも収録しCDよりも高音質な再生を実現するとのこと。
一方で人間の聴力を超える帯域を収録しても意味がない、サンプリング定理的にCDのスペックで人間の聴力範囲は全て賄えるなど、
ハイレゾそのものの効果を疑問視する声も出ています。
このスレではハイレゾ規格の実効性について心ゆくまで議論してください。

なお、ハイレゾ音源の範疇には、DVDオーディオ、SACD、DSDなどの規格も含みます。
基本的にデジタル規格が中心ですが、議論の流れ的にアナログ盤の話題などについても制限いたしません。
また、必要に応じて音楽全般、レコーディング環境等についての議論も可とします。

【スレッドルール】
・他の人の発言・意見などをお互いに尊重する。
・罵詈雑言、捏造、粘着等の行為をしない。
・○○詐欺!と断定しない。
・議論する場合は反証可能な根拠をもって主張する。

上記ルールに違反する場合、また主張又は根拠が本スレの趣旨にふさわしくないと判断される場合、
関係者は別途自治スレを立てて移動するものとします。
なお自治スレのルールは上記スレッドルールに準ずるものとします。


スレ番飛ぶ前の最終本スレ
ハイレゾで本当に音は良くなるのか?★49 [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1481110810/

(★50は荒らしがテンプレを無断改変したスレです。そちらがいい方はそちらでどうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい)

前スレ
ハイレゾで本当に音は良くなるのか?★54 [無断転載禁止]©2ch.net
http://mint.2ch.net/test/read.cgi/pav/1484397725/
0002テンプレ【01】2017/01/27(金) 00:48:49.44ID:A34Lsh55
他の板から、オーディオ板でのハイレゾ評価を見に来た方へ。
ハイレゾとCDの聞き分けが出来た人間は世界中に一人もいません。
それが、ハイレゾが詐欺とされている客観的盤石な根拠です。
オーディオ板にはケーブルで音が変わるというバカがおり、ケーブルスレでコテンパンにやっつけられた末、ハイレゾスレに敗残兵として逃げ込みました。
その敗残兵がP戸エテ公一朗という有名なバカで、このスレでハイレゾが素晴らしいといっているのはこいつだけです。
1000ZXL子というのもこいつで、詳しくは「ネットパイロティングスレ」を見てください。

wikipediaより。

現在までの所、適正に制作された従来のCD-DA音源とハイレゾリューションオーディオ
音源を明確に聞き分けることができなかったとする試験結果も報告されている[5]。
FLACやVorbisなどの開発元であるXiph.orgに所属している、クリス・モントゴメリーは
オーディオ技術一般によく見られる、ある種のオカルト的効力を掲げた販売手法であると批判している[6]。
実際にハイレゾリューションオーディオが標準的なオーディオと違いがあるか確認するために、
二重盲検法の一種であるABXテストによる検定も有用である。
ABXテストにおいてCDとハイレゾを弁別できた例はない。
また、高いサンプリング周波数では、非可聴域の超音波が相互変調歪みの形で可聴域に影響を及ぼすこと
により、元の音源にない音が再現されてしまう場合もあり、高すぎるサンプリング周波数は音質に悪影響を及ぼすこともある[7]。
このほか、ヘッドホンやイヤホンでハイレゾ音源を再生する場合(あくまでも架空の空間での鑑賞で)、
スピーカーでハイレゾ音源を再生する場合と異なり、リアルな空間での体験は得られないという事実もある[8]。
0003テンプレ【02】2017/01/27(金) 00:49:49.13ID:A34Lsh55
http://gigazine.net/news/20141203-hi-rez-audio/

【192kHz/24bitのハイレゾ無圧縮音源は本当に聴き分けられるものなのか?】

従来よりも「音質が良い」とされるハイレゾ音源対応の機器が増え、その範囲は音楽プレイヤーにとどまらずにスマートフォンにまで広がってきています。
活況を呈するようになってきているハイレゾの世界ですが、その一方で実際に音を聴いてはみたものの「違いがよくわからなかった」という声があるのも事実。
果たしてハイレゾ化で本当に音が変わるのか、技術的な観点で論じたブログが公開されています。

24/192 Music Downloads are Very Silly Indeed
http://xiph.org/~xiphmont/demo/neil-young.html

ハイレゾ音源の広がりに対して「ひとこと物申す」とばかりに持論を唱えるクリス"モンティ"モンゴメリーさん。
ライセンスフリーで誰でも使える音声圧縮フォーマット「Vorbis」を開発した人物でもあるモンゴメリーさんは専門的な知識をバックグラウンドに以下の観点で理論を展開し、いたずらにファイルサイズが大きくなってしまうハイレゾ音源に対して不要論を唱えています。

・高レートサンプリングによる弊害
・16ビットと24ビットの違い
・「ブラインドテスト」による聴き比べテストの結果
0004テンプレ【03】2017/01/27(金) 01:10:31.77ID:A34Lsh55
◆「ブラインドテスト」による聴き比べテストの結果

実際に音が良くなったかどうかは、最終的にはやはり人間の判断を得るのが最も適切な方法と言えます。
モンゴメリーさんは実際に行われた複数の聴き比べテストの結果を検証。
ハイレゾ音源とCDクオリティの音源を聴き比べるテストを行ったところ、オーディオ愛好家からプロのエンジニアを含む554回のテストでの正解率は49.8%と半数をわずかに下回っていたことが分かっています。

BAS Experiment Explanation page - Oct 2007
http://www.bostonaudiosociety.org/explanation.htm

正解率が50%ということは聞き分けられないということを意味しますが、価格comにおいてローンウルフが
「20問中11問正解、5割なら上出来」と言ってバカをさらけ出しました。
このスレにおいても瀬戸エテ公一朗がまったく同様の無知をさらけ出しています。

  363 P戸エテ公一朗 [sage]:2015/06/28(日) 18:33:02.80 ID:3Ak8kGeF
   誤差を考慮に入れなければ51%の結果出せれば成功だろ
   つまり51%で聞き分けられればハイレゾに意味は有るという事
  
50%問題がまるでわかっていないのは瀬戸エテ公一朗ただ一人なのですぐにわかります。
「51%に収束する」と書いておかしいことがわかっていません。

  918 瀬戸エテ公一朗 投稿日:2017/01/12(木) 23:35:03.10 ID:/kDUSChL [2/2]
  51%に収束したら「聞き分けできる」って結論
  差はあるけど音響的または神経的なノイズで知覚が揺らぐので
  「100%当てることはできない」状況
  統計的には有意水準5%なら約10000回、1%なら約17000回やって51%だったら
  有意に聞き分けられるってことになる
0005テンプレ【04】2017/01/27(金) 01:11:43.54ID:A34Lsh55
『デジタル音声はカクカクではない。量子化ノイズもカクカクではない』

前の項の話が理解できていればこれも自然と理解できると思うが、量子化ノイズ(デジタルデータは「ちょっきりの値」しか表現できないので、その誤差が生むノイズ)もカクカクではない(あえてカクカクグラフを持ち出して説明している例が多すぎて、呆れる以外にない)。
なお「ビット深度」とか「量子化ビット」とか「ビットレート」とか「分解能」とか「ワード長」など字面が異なる表現がいろいろあるが、この項を読む分には、すべて「波形グラフを描くときの縦の細かさ」だと思っておいて差し支えない。

量子化ノイズは通常、最大振幅=1bit幅のランダムノイズで、極小音領域でのみちょっと変わった振る舞いをするのだが、図でやるより音声の方がわかりやすいだろう。
同じ元データを8bit(酷い音質なので音楽用には普通使わない)と16bit(CDと同じビット深度)で出力したものを聴き比べてみよう(flacに圧縮してある:再生できない人はNorthern VerseさんのSoundPlayer Lilithなどを利用)。

8bitの方を静かな部屋で再生すると「シュー」というノイズが(とくに小音量になった部分で)聴こえると思う。
これが(諸般の事情から今回はデジタルシンセの波形を使ったので「通常の」ものではないのだが)量子化ノイズである。
ここで注意して欲しいのは、8bitが16bitになったときに量子化ノイズが半分になるわけではないということである。

細かい理屈は省くが、ビットが8増えると量子化ノイズは2の8乗分の1=256分の1になる。
これも詳しいデータは省くが、16bitのWavに乗った量子化ノイズを聴き分けるのは、一般住宅だと(環境ノイズが量子化ノイズより圧倒的に大きいため)逆立ちしても不可能である。
(こんなファイルを作って非常識なくらい大音量で再生するなら別:実際に試す人は機器や耳を痛めないように注意)。
音楽スタジオのエンジニアリングブースのような環境でも、普通に録音されたCDから量子化ノイズを聴き分けるのはまず不可能である(少なくとも、音響関係の研究施設で使っているクラスの設備が必要)。
0006テンプレ【05】2017/01/27(金) 01:13:04.09ID:A34Lsh55
ただし、データに対して「割り算」や「整数でない掛け算」をやると、たとえば値が「57」だったデータを2で割って「28.5」とか、値が「19」だった波形に3.1をかけて58.9とか、端数が出てくる。
これを四捨五入する作業を256回ほど繰り返すと(またまた詳しい経緯は省くが、結局)8bitデータと同じ品質になってしまう(凝った作業をすると、操作が100回200回になることは普通にある)。

一方、たとえば16bit録音したデータを256本くらいミックスする場合はどうかというと、それぞれの録音が普通に行われていればまったく問題にならない。
なぜかというと、デジタルデータは音量の最大値が決まっているので、もし256本のデータをミックスするなら、平均で256分の1くらいに音量を下げてから混ぜるはずである。
このとき量子化ノイズの音量も256分の1になって、それがまた256個分集まるわけだから問題になりようがない。
たとえ0dbFSの256分の1(約-48dbFS)くらいのごく小さい音量で録音したデータを256個単純加算するのであっても、シグナルとノイズが256個分集まるだけなのは変わらず、S/Nは変化しない。
(というか、もともとあったシグナルの合計とノイズの合計の「比」だけに左右される:割り算の順番など処理方法で微妙な差は出るが、普通にやっていればまったく無視できる)。

まとめよう。
デジタル音声を編集する場合は、24bitとか32bitなどでやった方がよい(32bitでやれば1万回や2万回の操作はどうということがないし、整数データ同士なら、ビット数を増やす変換はまったく自由に行える:2分の1を4分の2と書き換えても値が変わらないのと一緒)。
デジタル音声を録音/再生する場合は、16ビットもあれば十分余る。
0007テンプレ【06】2017/01/27(金) 01:14:16.08ID:A34Lsh55
『サンプリングノイズもカクカクではない』

なお「アップコンバート(高いサンプルレートに変換すること:アップサンプリングとも呼ばれる)で音がよくなる」というメンドクサイ主張をする人たちがいるのだが、これは図で説明した方が早そうだ。
だいたい「デジタル画像のアップコンバート」が引き合いに出されて「画像がこんなに滑らかになったのと同じく、音声データもアップコンバートで云々」と説明される例が多いが、デジタル画像でいうアップコンバートというのは
真面目につなぎ直した作業となんら変わりない(というか、下のグラフは上のグラフをアップコンバートしたものである)。

つなぎ直しの手段としてたまたまアップコンバートという方法を使っているだけで、デジタル音声を再生する手順としてはごく当たり前の話、
つまり、アップコンバートすると音がよくなるのではなくグラフをつなぎ直さないとマトモに音が出ないだけである。
(とくに、最近よく見るメガヘルツオーダーまでアップコンバートしてから処理するタイプのDAコンバータなら、前段にたかだか数倍のアップコンバータを差し込んだところで意味はない)。

じゃあサンプリングノイズというのは一体なんなのかというと、電子(サンプリングの前に音声を電気に変換するのが普通で、そのための装置をマイクロフォンまたはピックアップという)の量子的振舞いによるもので、普通に音を扱っている分には気にしなくて問題ない。
0008テンプレ【07】2017/01/27(金) 01:15:23.48ID:A34Lsh55
『ハイサンプルレートは再生には不要』

ちゃんとした説明がほとんどなされていないが、デジタルケーブルにハイサンプルレート信号(たとえば192KHzとか)を通すのは、デメリットばかりでメリットがない。

ノンリニアのデータ受け渡しや機器の内部処理、PCIeのように音声信号よりもはるかにハイレートなバスに乗せる場合には帯域を無駄食いするくらいの悪影響しかないが、
S/PDIFのような形式でデータ伝送を行う場合、1クロックあたりの時間が短くなってジッタが増えるし、ケーブル長と波長の比が大きくなってインピーダンス整合がシビアになるし、
クロックあたりの電力量が小さくなって外来ノイズによるエラーも増える。
0009テンプレ【08】2017/01/27(金) 01:16:24.38ID:A34Lsh55
ただし、エラーが増えても可聴域に問題が出ない可能性はあるし、ハイサンプルレートでビットパーフェクトな(=ノーエラーの)伝送が可能なシステムも(値段が無駄に高く取り回しが不自由なだけで)普通にある。
スタジオユース前提の機材にこういった仕様のものが多いのは、ホームユースとは予算の桁が違ったり専用に配線工事を行えたりといった事情があるため(2011年現在も(DVD-Audioはフェードアウトしたようだが)SACDが細々と生き残っており
「なんでスペックを使い切らないんだ」というゴムタイなクレームに晒されないための対策として必要、という事情ももしかしたらあるのかもしれないが、筆者の知ったことではない)。
0010テンプレ【09】2017/01/27(金) 01:17:14.80ID:A34Lsh55
これだけ問題が増える一方で、メリットはまるでない。
スピーカから超音波を出すのが好きな人もいるようだが、だったらディスプレイにも紫外線発生装置をつければよさそうなものである。
紫外線も出して目の疲れまで再現しないと忠実な画像ではないとか、超音波も出ないと忠実な音声でないという主張の人が、自分の健康を犠牲にして
「高画質」や「高音質」を楽しむのは、止められるものなら止めた方がよいのかもしれないが、多分言っても聞かないだろう。
(赤外線や低周波を出そうという試みなら、ある程度は理解できる:焚き火を映し出したら熱も届くディスプレイとか、かなり危険な気もするが面白そう)。
0011テンプレ【10】2017/01/27(金) 01:18:02.83ID:A34Lsh55
サンプルレート変換で使うローパス/ハイカットフィルタの影響を避けるうえで有効だという主張も目にする。
理想的なフィルタ(窓関数を掛けないsinc関数)でローパスさせることが不可能な以上、影響が100%ないとは言い切れないのだが、言い切れないだけで実用上は問題がない。
(フィルタについてはかつのへやというサイトの解説が詳しい)。

FFTにかけたとき実時間あたりの情報量が増えるというのは事実だが、その「増える情報」というのは「超音波域のスペクトル分布」に関するものなので、実用上の意味はない。
(非実用的な使い道なら、超音波域にspectrogram artを仕込むとか、ムリヤリ捻り出せなくはない)。
0012アンバランス転送 ◆VppUdchn86 2017/01/27(金) 01:19:30.93ID:yaSHpNRf
1000年祟って1000回言い続ければいつか真実になるかもね、

おやすみ
0013テンプレ【11】2017/01/27(金) 01:19:55.47ID:A34Lsh55
他のページでも何度か触れているが、ハウリングが起き得る環境(PAや放送はもちろん、音声編集でもルーティングミスでハウリングが起きる可能性はゼロではない)
で可聴域外の高音をタレ流したままモニタするのは危険である。
とくにデジタル環境では「0dbFSで発振する」可能性を必ず検討しておかなければならない。

通常のハウリング以外に、シンセの誤設定やハードorソフトのバグや誤操作や誤設定などでも異常な出力は生じ得るし、アナログ回路が超音波域のノイズ
(あり得そうなソースとしては、現在主流のスイッチング式ACアダプタを音響機器に使って小電流を得た場合の電源ノイズなど)を拾う可能性もあればアナログアンプの複数つなぎ
(とくにオーバードライブorディストーション>ハイゲインアンプなどの接続)で電気的に発振することもあるし、変則的な接続だとクロストーク(漏話)で回路が繋がってフィードバック発振する可能性もある。
0014テンプレ【12】2017/01/27(金) 01:21:03.53ID:A34Lsh55
可聴域の大音量なら、反射的にヘッドフォンを外したりボリュームを絞ったり、あるいはモニタスピーカから顔を背けたりといった反応がたいていはできる。
(もちろん、耳を傷める危険があることに変わりはない)が、可聴域外の音だと、少なくとも一瞬は反応が遅れることになるだろう。

実際問題、可聴域外の高音だけが大音量再生される可能性が高いとは思わないが、それでも、万が一そういう事態が生じた場合のリスクを考えると、無視できるような問題ではない。
フィードバックの一部に空気を介した音波の伝達が噛んでいる場合、ディレイタイムのわずかな変化で合算時の位相関係が変わり、断続的な異常出力が起きやすいのもタチが悪い。
プロ用の製品ならともかく、一般向けにハイサンプルレートのモニタ機能が付いた機器を販売しているメーカーやベンダーには、責任をもって注意喚起を行うようぜひお願いしたい。

ユーザー側での自衛手段としては、不要な帯域はフィルタなどで遮断しておくことがまず挙げられる。
また、ハードウェアセッティングを工夫して限界音量自体を安全なレベルに近付けておくことも対策になるだろう。
とくにデジタル区画では、知覚できない超音波を0dbFSで再生できること自体が危険なのだという認識をぜひ持っておきたい。
0015テンプレ【13】2017/01/27(金) 01:22:26.09ID:A34Lsh55
『オマケ2(確率と実用、誤導と説明、追試と前提)』

残念なことだが「必ず〜とは限らない」という言い方が、学問的な良識のある人を黙らせる(あるいは「一般向けでない言説」を強いる)ために、また学問的な知識のない人を欺くために格好の材料になる。

たとえば電卓で「1+1」を途方もない回数繰り返し計算すると、いつか必ず「2」以外の計算結果が出る(もちろん故障や不良品や操作ミスによるエラーは除外)。
この主原因は外来ノイズ(ここでは天然の放射線など防ぎようがないものに限定して考えている)なのだが、もし外来ノイズが一切ない理想的な環境を得られたとしても、不可避な内部ノイズ
(量子の振る舞いなど、物理的にどうにもならないもの)によってエラー率は絶対にゼロにならない。
しかし、ノイズによって電卓が計算を間違う確率は故障や操作ミスでおかしな計算結果が出る確率よりもはるかに低く、実用的にはまず問題にならない(マトモな設計の電卓なら)。

上記の説明を読んでわかるように、正確に物事を記述しようと思うと注釈や専門用語や条件設定などがやたらと増える。
またメンドクサイことに「電卓は必ずしも正しい計算結果を示さない」という主張そのものは(実用的でないが)正しい。
おまけに素人目には「電卓が変な答えを出した理由」がわかりにくい(他に頼るものがないと、多くの人は「経験」や「体験」に依存しがちである)。

ぶっちゃけ、権威がありそうなチャンピオンデータやキラーソースと、相手の自意識に連動させた初歩的な話術があれば、勉強の足りない相手を騙すのはわけもないことである。
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