デノンのアンプの天板の裏には大きなブチルゴムが貼られているのだがご存知だろうか?
アンプの中身など見る人は普通はいないし、制振のため以外の目的は考えられない。
だとしたら少しでも原価を削りたい設計者がわざわざそんなことをするからには効果があるからと考える方が自然ではないか。

デノン以外でもヒートシンクをテフロンテープで鳴きを抑えているアンプはざらにある。
またオーディオ用ではないが、パワーMOSFETの中には大電流でスイングさせると振動で音が鳴るものがある。
アンプとはいえ実は振動する部品があるのであり、素子が動けば当然微細なレベルで信号に影響を与える。