ピュアオーディオ自治スレ9 [無断転載禁止]©5ch.net
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0199UK@アンバランス転送 ◆VppUdchn86
2016/07/24(日) 23:44:21.22ID:x+vpar3f古い名門レーベルの多くは、大資本をバックにもつレコード会社に買い取られているので、商業的な勢力図はレーベル単位ではなく、レコード会社単位でしか示すことはできません。
現在のクラシック音楽のCD市場は、世界でも日本でもユニバーサル・ミュージックの一人勝ちです。
1990年代に同社(この頃の社名はポリグラム)がグラモフォン、デッカ、フィリップスを所有した時点で、クラシック音楽CDのシェアの半分くらいを占めていたはずですから、最近EMIを吸収して、さらに寡占が進んでいると思います。ヴァージン・レコード、ECM などもユニバーサルの傘下です。
ソニー・ミュージックの主軸レーベルはソニー・クラシカル、BMG、RCA(注)。ワーナー・ミュージックの主軸レーベルはワーナー・クラシックス、テルデック、 エラート。おそらく2位がソニーで3位がワーナーだと思いますが、いずれも売上ではユニバーサルに遠く及ばないでしょう。
CDの売上全体がどんどん落ちているようなので、更なる業界再編があるかも知れませんが、いずれにせよ、ソニーもワーナーも国内での新譜制作をやめてしまったのに対して、外資レコード会社の日本支社の中では唯一、ユニバーサルだけが新譜の制作を続けています(点数はごく少ないし、タレントものばかりですが)。
今年のレコ芸の「レコード・イヤー・ブック」で、上記の各レーベルの発売点数を数えてみれば、それがほぼ国内のレコード会社の勢力図に当てはまるはずですし、どのレーベルがもっとも売れているのかも大体分かると思います。生憎その時間はありませんが、おおよそは上記の通りです。
(注)RCA は1980年代に BMG に吸収され、その BMG も2004年にソニー・ミュージック・グループに加わりました。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/BMG
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