この際だ、障害一般に関する俺の経験と見方を書いとこう

俺には聾者の大叔母がいたんだ
そうと知るまでは「言葉もろくに喋れない変な人」だったけどね
でもよく喋る(極めて不完全な発音だけど)、感情表現の豊かな人だったよ
そして、まわりの家族はその人の言いたい事をきちんと汲み取ってコミュニケーションしてた
今思えば、あれは所謂「ノーマライゼーション」の原型なんじゃないかな

知り合いの家族で、多分ダウン症かなんかの子供と接する機会もあったね
正常なコミュニケーションは不可能なんだけど、気持ちを考えれば一緒に遊ぶことぐらいは出来た
こういう経験のもと、俺は
「障害という概念は個性という概念に収斂されるべき」と考えてる(まあ理想論だけど)