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少しは歌謡曲の話でも [無断転載禁止]©5ch.net

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0001名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 20:30:38.58ID:8gJh3ZU6
歌謡曲なんて何で聴いても同じだろ!
そう思ってるアナタ。
ここにこそ日本のオーディオの命運があるのをご存知か?
0002名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 20:34:55.78ID:MpKLKsPD
知りませんでした。
ぜひ、教えて下さい。
0003名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 20:40:48.62ID:dkzcPhOB
下手な歌手の増加に伴いオーディオは衰退
0004名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 21:02:31.41ID:8gJh3ZU6
事情は色々あろうが誤解を列挙すると以下の通り。

歌謡曲なんてラジカセで十分だ
どうせアニソン好きの隠れ蓑だろ
団塊世代の苦労話が関の山
アイドルを追うにはハゲすぎた

あの頃の夢を打ち砕く理由は沢山あるが
負けずに鳴らし切ろう。
0005名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 21:14:59.85ID:mf7KzEdJ
人間の声が完璧なら他の音も完璧に聴こえる説はたぶん正しい
0006名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 21:27:23.10ID:8gJh3ZU6
歌謡曲の録音には幾つかの転換点があり
実は洋楽のほうとそれほど変わりない

1950年代のHi-Fi録音の開始 → 進駐軍撤退
FM放送開始の1965〜70年以降 → ビートルズ来日
CD販売の1980年以降 → スター誕生終了

あるいはSP盤終了1963年〜カセットテープの販売1965年が
最も大きな切れ目かもしれない。

時代をシンクロさせるとオーディオ機器は全く違う様相が見えてくる。
0007名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 21:53:17.00ID:8gJh3ZU6
周波数レンジで40万説があり
SP盤を再生するクレデンザの音が良いのは
周波数レンジの上下のバランスが良いからという理由で
50〜8,000Hzを基準に考え出された。

最終的に20〜20,000Hzというのが最大範囲になったが
シュアーのボーカルマイクSM58などは100〜12,000Hzで切っており
むしろ3.5〜7kHzを強くして明瞭さを演出している。
ttp://www.shure.co.jp/ja/products/microphones/sm58
結局100〜10,000Hzもあれば十分なのではないだろうか。
0008名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 22:49:28.69ID:8gJh3ZU6
歌手の力量の差が出にくくなったのは
ノイマンのU87が使われるようになってからで
特に低音の被りを取り除くフィルターで
胸声を使った歌い回しが収録しにくくなった。
ttp://www.coutant.org/u87ai/u87.pdf

それ以前のリボンマイクでは
むしろ胸声を豊かに出すことで深みのある声を収録した。
ttp://www.coutant.org/rca77dx/77dxinst.pdf
逆に高域は線が細く繊細なため
胸声のない声は全く声にならない。
プレスリー、美空ひばりなどは、胸声とファルセットの入れ替えが
とても特徴的だ。

かといって、1960年代のアンサンブル・ステレオは
低音がダブついていたので、人間の声が全て胸声に聴こえたらいしい。
長岡鉄男の過去のコラムで確認できる。
ボーカルはテレビの楕円スピーカーのほうが自然だと結論付けていた。
00091000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/05(日) 22:53:03.73ID:gQ8KF+o3
百恵ちゃんか? (๑¯△¯๑)
0010名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/05(日) 23:24:38.33ID:FxgroLsR
歌謡曲はSP時代の録音のままのモノラルじゃん
人の声をモノラルで録音して音が良いと言うのが理解しがたい
https://www.youtube.com/watch?v=xDjTuARO-GU
00111000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/05(日) 23:29:41.71ID:gQ8KF+o3
秀樹!還暦! (๑¯△¯๑)
0012名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 06:14:20.13ID:VYr2nXin
秀樹で思い出したけど
1975年当時は結構なオーディオマニアで
JBL4332をアムクロンのパワーアンプ、SAEのプリを中心に
自宅録音できるような機材(マイク、ミキサー、オープンリール)を
揃えていた。SAEは日本代理店が扱う前の直輸入品。
揃えだしたのは1年前と言っているので
「傷だらけのローラ」がヒットしてすぐあとの頃で
ロック名義のカバーアルバム辺りがその恩恵を受けてるかも。
0013名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 07:48:46.00ID:VYr2nXin
あと百恵ちゃんの所属したCBSソニーは
モニターがウェストレイク TM2だとばっかり思ってたら
信濃町スタジオができた後に改装した六本木スタジオのことだった。
もっとも最終的には、オーラトーンでバランスチェックしたんだろうが
あのボーカルの味はNEVE卓とウェストレイクの所産だろうと思ってます。

マイクはてっきりノイマンかと思っていたら
ttp://blog-imgs-41-origin.fc2.com/s/t/r/strongerthanparadise/momoe_studio.jpg
こちらではゼンハイザーのクジラくん(MD421)。
ttp://blog-imgs-46-origin.fc2.com/s/t/r/strongerthanparadise/PB1.jpg
色々と使い分けていたんですね。
0014藤原とうふ店@アンバランス転送 ◆VppUdchn86 2016/06/06(月) 14:29:53.57ID:V+zd7MUz
おお★

素晴らしいスレ☆勉強になる★
00151000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/06(月) 18:51:02.87ID:8MGUOEO5
歌謡曲とアイドルというのは、おニャン子クラブ以前と以後で
だいぶん、分かれるみたいね。 (๑¯△¯๑)
0016名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 19:06:15.92ID:VYr2nXin
歌謡曲=ラジカセで十分という意見は、ごもっともなところがあり
1970年代にアルテックやJBLのモニタースピーカーを使う日本のスタジオが増えるけど
その脇に必ずと言っていいほど、オーラトーン5Cという小型スピーカーがあった。
ttp://41.media.tumblr.com/tumblr_ln8u1tzHXv1qfaj12o1_500.jpg

このスピーカーの周波数特性は150〜8,000Hzを再生するので
ラジオでの視聴者が聴いても魅力的な音を確認することと
かなり鋭敏なステップ応答をもっていたことから
的確な定位感を把握できるという両面で重宝された。
製作側では、超高音、重低音に惑わされない録音を担保していた。
ttp://www.show-master.ru/categories/990filip_nyuell_mastering_urok_12_voprosy_prostranstva_i_vremeni.html
一方で、ヤマハのNS-10Mは、このオーラトーンと周波数特性が酷似しており
オーラトーン低域を伸ばし、高域の歪みを落とした特性をもっていた。
ボブ・クリアマウンテンという名録音エンジニアが、ツイーターにティッシュを貼ったので
これを真似するスタジオが増えたが、おそらくツイーターのパルス音を沈めて
中域で定位感をしっかり出すことを目的にしたと思われる。
ttp://www.bobhodas.com/examining-the-yamaha-ns-10m.php

オーラトーンの役割は、ヤマハのテンモニが導入されて狭められるが
1985年頃まで最後のご奉公がモノラル・チェック。
つまりラジオ音声そのままでの音声チェックだった。
ウォークマンで試聴する若者が市場のターゲットになることで
サウンドはJ-POPの時代へと変化する。

歌謡曲は、正確には、アルテックやJBLで聴いて素晴らしいが
ラジオで聴いても素晴らしい。ということになる。
0017名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 19:57:45.76ID:VYr2nXin
昭和30年代のヒット曲は、ラジオの場合は2S-305
映画の場合はアルテックA7などがモニターとして挙げられるが
実際この頃のオリジナル録音を聴く機会は少ない。

大きな理由がモノラル録音であったことで
ステレオで同じ歌手が再録したものが流通している。
これは昭和30年代の国産カートリッジと同じくらい貴重で
おそらく当時の人が聞いたであろう音を再現する手段は
極端に限られる。おそらく、普通の人が聞けるちゃんとしたオーディオは
映画館のみだったということも十分考えられる。

ダイヤトーンのラジオは、P610と同じロクハンを使っていたが
中身は8,000Hzまでしか出ないラジオ用である。
ちなみに1972年のナショナル製のラジカセのカタログでも
例のごとく2Wの大出力という懐かしい文句が躍ってるが
スピーカーの特性をみると、アレ?と思う。
フラットなのは150〜8,000Hzで、若干ドンシャリ気味で
両端は-12dB/octでロールオフ。これがラジカセの実情であり
オーラトーンはしっかりこの帯域を押さえていたのだ。
00181000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/06(月) 20:04:14.96ID:8MGUOEO5
美空ひばりー (๑¯△¯๑)
0019名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 20:05:13.47ID:VYr2nXin
ナショナル製ラジカセのリンク貼り忘れた。
ttp://www.video-koubou-topaz.jp/NATIONAL-RADIO-PHOTO/1972.7.1-CD.jpg
別にこれが特別悪いわけではなく、むしろちゃんと伸びてるほうで
AM放送とFM放送の音質の違いは十分に判断できた。
縦目盛りがdB/W/mだとすれば95dBの高能率スピーカーである。
0020名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 20:14:23.35ID:H/YN6wVc
歌が重視されたのはせいぜいムード歌謡、演歌までだろうなあ
天地真理、キャンディーズ、ピンクレディー、山口百恵あたりは完全にアイドル
0021藤原とうふ店@アンバランス転送 ◆VppUdchn86 2016/06/06(月) 20:28:23.15ID:3QmFbDy6
ダイヤとオーラとJBL★☆

やったー★
0022藤原とうふ店@アンバランス転送 ◆VppUdchn86 2016/06/06(月) 20:33:06.81ID:3QmFbDy6
これ、歌謡曲にマジメにいいっすよ(自分の中でなんでいじめんな★

これではっぴいえんど聴いて当時のシステムで埋れてた鈴木茂がいた★

http://i.imgur.com/6mSkDT9.jpg
http://i.imgur.com/1xqyPE5.jpg
0023名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 20:38:31.52ID:VYr2nXin
日本製のカートリッジがちゃんとしたものになったのは
FM放送開始の1965年頃からで、デンオンDL-103が有名だが
これが販売されたいきさつが面白い。
FM放送が都市部から始まったとき、一番驚いたのが
自分のプレーヤーで鳴らした音と、FMの音が全く違う高音質だったこと。
そこで何が違うかの話題になったが、そこで浮上したのが
NHKのみで使用していたデンオンの特製カートリッジだった。
ほとんどはクリスタルカートリッジだったが、音質を聴き比べることなく
我が家のステレオは良い音だと思い込んでいたらしい。
度重なる一般販売の要望に押されて市販されたのが1970年。

同じBTS規格合格品で、グレース(品川無線)のF-8Lなども
優秀なカートリッジだった。
面白いのはシュアーとの鞘当てで、V-15の角度の特許は
そもそも品川無線が提唱したものだった。
これを広告に載せているのが、これがなかなかしゃれている。
ttp://audiosharing.com/review/wp-content/uploads/1967/09/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9.jpg

オーディオテクニカは1962年のAT-3が社運を決定付けた名作だった。
この時期にステレオカートリッジで世に問うのは相当な冒険だっただろう。
一方で、MM型の特許で各国で猛威を振るっていたシュアー社に悩まされる。
1960年代末にNHKとの共同研究も始めたが
VM型がシュアーの特許に競り勝ったのが1971年。
AT-VM35以降の歴史はよく知られる通りである。
オーテクが1970年代の印象が強いのは、こうした理由かもしれない。
0024名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 20:59:54.36ID:VYr2nXin
>>22
ナショナルテーブルステレオ SE-1350G 華 1967年 \19,500

30MP27シングル、12cmスピーカー
プレーヤーは33/45RPMのみ、クリスタルピックアップ、リムドライブモーター
チューナーはFM/AMだが、MPXはなく、FMもモノラル

実はこういう仕様は、イギリスでも同じ仕様のものが多く
ピーター・バラカンだって1960年代末はモノラルプレーヤーだった。
違いは英国製の楕円スピーカーが20cmクラスだったことくらい。
今だとPCL84やECL84のシングルアンプ、ラジオ用フルレンジで再現できる。
ttp://dp00000116.shop-pro.jp/?pid=34746561
ttp://www.toptone.co.jp/products/full/F120C85-1.html
クリスタルピックアップが無いので、その辺が難しいが
ローファイなライントランスなんて見つからないかな? 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:fc5433912aa55592f73f2dda4d43bdf8)
0025名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/06(月) 21:42:54.23ID:VYr2nXin
三菱のP-610の初代モデルは最高域が10kHzだったが
同じスペックのWE 755Aで、高音が不足というのはあまりない。
同じことはJBL LE8Tでも言えるだろう。
8kHzまででもビッチリ鳴っていれば、十分いけるのだと思う。
要はその帯域でのサウンドのまとめ方である。
00261000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/06(月) 21:45:16.27ID:8MGUOEO5
にしきのあきら! (๑¯△¯๑)
0027名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 06:00:16.25ID:nz7l4DKm
1960〜70年代の歌モノでどうしても不足してしまうのが倍音=高次歪み。
真空管、トランス、分割振動…あらゆる要素が、声を艶やかにする。

真空管の場合は、高域の過度特性としてリンギングが生じるが
これが高域の応答特性を曖昧にするということだが
歌謡曲にとっては声の艶が良くなりプラスに働く。
ttp://www.rcimpact.com/info/audio/t190_6l6se/img/it190849.jpg

意外に知られていないのがトランスの倍音で
真空管からトランジスターに移行したときに、いきなり倍音ば減って
天井の低い、パンチのないサウンドに変貌した。
NEVE 1073マイクプリなどがライントランスで足らない倍音を補っていたが
マルチ録音が浸透すると音がゴチャゴチャするので
ボーカルやアコギ1本録りなどの存在感の必要なチャンネルに使われる。
ttp://umbrella-company.jp/contents/gap-pre-73dlx-carnhill-mod/

最後にスピーカーの分割振動だが、これが意見が真っ二つに分かれる。
紙臭い、金属音というのが不自然ということだが、個人的には好きだ。
ボーカル域の倍音を増やす方法は、高域をブーストすると逆効果で
むしろ10kHzのノブを落としたほうが、倍音の彩りが増えて行く。

あと倍音を増やす方法として、鉄板エコーがあり
専門的にはリバーブと呼んでいて、EMT社のものが有名。
これを使った録音が増えたときに、あらゆる高次歪みは嫌悪された。
おそらく1975年近傍がひとつの区切りだが
1980年代にデジタルリバーブに変わったときが最後の灯を消したと思う。
0028名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 06:20:07.33ID:nz7l4DKm
鉄板エコーより前の時代は、エコールームというのがあって
定在波の出ないコンクリートの洞窟を作って
スピーカーの音をマイクで拾ってミックスしていた。
市民ホールのような場所だと、トイレを使ったという逸話も。
予算的に専用スタジオの使用が難しいときはそうしてたらしい。

>13のゼンハイザーを使った写真では
どうも録音スタジオらしくない変な場所だな?と思ったら
エコールームのような効果を狙って収録してるようだ。
昼間だと自動車の暗騒音なども大きかっただろうから
おそらく真夜中の収録。随分と悩ましい時間だ。
0029名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 06:39:46.62ID:nz7l4DKm
リンギングの件はヘッドホンでもあって
例えば、Shure社のSRH440とSRH840が好対照で面白い。
ttp://en.goldenears.net/7264
ttp://en.goldenears.net/22693
共に周波数特性だけをみるとフラット指向だが
前者が440だが4kHzに大きなリンギングがあって
ステップ応答でもずっと尾を引いている。
これの感想はどうかというと
意外に440のほうが音が良いという意見も多いのだ。
この辺はボーカルマイクで培ったシュアー社なりのフェイクであり
個人的にはタレント魂さえ感じる。
0030名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 07:03:09.72ID:YniJyEq3
>>16-17
1950年代に「ジャズ」と言われた、江利チエミのモノラル録音をマスターテープからCD化した物を最近よく聞くけど
びっくりするほど音が良い、というのが第一印象だった。ステレオで再録音された曲に感じていた不自然さがない。
ただ、この時代のモノラル録音をマスターテープからデジタル化した、って物は少ないね。

第15回NHK紅白歌合戦 https://youtu.be/2X-ye1_b7K8
植木等「だまって俺について来い」。この紅白の映像は残ってないから、よくあったなぁと。
テレビからオープンリールに録った物だと思う。
0031名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 07:05:28.79ID:nz7l4DKm
リンギングはボーカルにとって良いことばかりではなく
分割振動が2〜8kHzに集中することから、言葉の子音とぶつかって
昔から言われる「サ行がきつい」という現象があらわれる。
バタ臭いという表現も使われたが、今では判りにくいだろう。
欧米の演出過剰な音楽を、バターのような乳製品の臭いで
連想させようとしているのだが、今ではその匂いは香ばしいと思うだろう。

日本語が難しいのは、喉音の150〜1,000Hzのニュアンスが
欧米の言語に比べ豊富で、演歌のしゃくりやこぶし等に顕著になる。
そこで問題になってくるのが150〜1,000Hzの解像度で
テレビ局にもあったウェストレイク、TAD、キノシタなど
あれだけの大型スタジオモニターが歌謡曲の収録に必要なのは
全てこの領域のニュアンスをコントロールするために存在する。

実は周波数レンジを広げていくと、これが薄まる傾向にある。
重低音は、ボーカルのふくよかな胸声と被って根性を無くすし
超高音は、パルス波でマスキングするので、表情をノッペリにする。
これが、オーディオの高性能化と比例して減退する
歌謡曲の魅力に相当しているのだと思う。
0032名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 07:52:18.28ID:nz7l4DKm
>30
そうそう。一番忘れられているのはカバーポップスの時代ですね。
私が昭和30年代の録音に出会ったのは、テレビ放送50周年事業での
ラジオドラマの主題歌集が最初でした。
なかにはアセテート原盤のスクラッチノイズが盛大なものもありますが
基本的に上品で顔だちの良いモノラル録音。
植木等さんの音源は、唯一テレビだけがFM音声で流していた時代のものですね。
大変貴重なものです。

手元にあるCDでも、トニー谷、浜村美智子のような強烈な個性の他は
ウェスタン・カーニバル、昭和ビック・ヒット・デラックスなどのコンピレーションで
聴ける程度。歌謡曲=シングル盤の時代なので、そうなるかな。
あと「夢で逢いましょう」や六八コンビのものでしょうかね。
こういう録音は、でかいワイドレンジスピーカーで倍音いっぱいで鳴らすと良いんです。
映画館とテレビの間にある規模感ですね。
0033名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 08:00:13.58ID:nz7l4DKm
ついでに言うと、25〜38cm径のワイドレンジユニットは
ハイもローも出ないので、生きた化石のように言われるけど
この口径でないと出ないのが200Hz近傍のミッドローの分解能です。
それ以下だと箱の反射や共振を利用しないと出ないけど
25cm辺りから直接に弾んだ音を出せるようになる。
ミッドローが効いてくるのは、胸声の領域で
いわゆる腹から出てる声の躍動感が生まれてくる。
これがドラムと一体化すると、スゴイことになるんです。
0034名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 13:54:28.50ID:yMB+DH4m
桜田淳子、浅丘めぐみをGoogleplay
musicで聞いていますが
当時の天才的なアレンジを再認識しました
0035名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 14:52:52.13ID:P4PJhQVW
>>25
4343では面白くもおかしくもない50年代のブルーノートがLE8Tだと
びっくりするくらい生き生きと鳴り出すのは驚きだった
0036名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 14:56:49.72ID:P4PJhQVW
>>34
ズン子の青い鳥のシンバルの合いの手とか神がかってる
0037名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 16:02:33.48ID:YniJyEq3
>>32-33
そのカバーポップスのバックバンドが、江利チエミには原信夫とシャープス&フラッツ、東京キューバンボーイズといった具合に
日本の一流ビッグバンドだったりするから、もっと聴きたいと思うようになった。
今の良い録音と並べても、違和感なく聴けるようにしてみたいね。

浜村美智子「バナナ・ボート」「監獄ロック」が国会図書館の『歴史的音源』の中に入っているけど、
戦後すぐまでの時代に比べて格段に録音技術が進歩したんだなぁ、という事を実感させられた。
原盤がアセテート盤からテープに切り替わったのもこの頃(1950年代半ば-後半)かな。
0038名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 18:56:37.89ID:U9xVw1K3
登場人物の名前が古すぎて1996年生まれの俺にはついていけん
0039名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 19:25:12.65ID:nz7l4DKm
>37
昭和30年代と現在では歌のツボが違っているのと
アメリカのジャズ録音のようにガッチリ収録していないので
どっちつかずのように感じて、何かとロクハンに流れていきやすいのですが…

自分はJensenのギターアンプ用スピーカーを中心にシステムを組んでいます。
理由は安くて良いから以外に大したものはないのですが
以下の感じまでいくと声も生々しく全く違和感がありません。
ttps://www.youtube.com/watch?v=hJNAcY1oig0
ttps://www.youtube.com/watch?v=fULlznAfzVU
ttps://www.youtube.com/watch?v=X60EbWk1CMs
しかし、この年代になると奥は深くて、SP盤もまた面白いんですね。
ttps://www.youtube.com/watch?v=WovNMP2t3KI&list=PL3909D168D23F75D0
コレクターの人には全く頭が下がります。

ちなみにこれの前半と後半で、どっちが良いか。
ttps://www.youtube.com/watch?v=ikg34H4glW8
アレンジの違いのほうが大きいように思います。
0040名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 19:32:21.38ID:nz7l4DKm
>38
もう少し我慢してください。
スレの進みが早いので、後半戦までには70年代アイドルも出てくるしょうから。
0041名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 20:46:30.90ID:nz7l4DKm
SP盤の話ついでに
アナログかCDかという議論は大変難しい。
ひとつの大きな思い込みは、CDが全部同じ音がすると思っている点。
この微小信号をどう手厚くもてなすかで、音は変わっていく。
ライントランス、真空管バッファー、色んな方法があるが
基本的に倍音が巧く乗ってくれば、印象が大分変わる。

アナログ盤だったら何でも良いかといえばそうでもなく
例えばLP時代のSP復刻盤ほどヒドイものもなく
スクラッチノイズを絶対に許さなかったので、5kHz辺りから切ってくる。
それで「一部ノイズがありますが原盤に起因するものですのでご了承ください」
と勝手に書いてある。そういう点は今のほうがずっと良心的である。

あと1980年代のペナペナのビニール盤を知っている人は
LPだったら何でも良いなんて嘘だと直ちに理解するだろう。
私などは初期の再販CDは、カセットテープより音が悪いので
職を失ったカッティングエンジニアの嫌がらせなのでは?と疑ったほどである。
歌謡曲はこの辺が理屈もヘッタくれもなくシビアに出てくる。

結局、ある時代の境界線にあるところで文句を言っていることが多く
例えば昭和40年代はモノラル録音が許せなかったし
昭和50年代から見ればCDの音は許せないのである。
0042名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 20:49:37.11ID:YniJyEq3
>>39
この時代の日本のジャズがあまり話題に上らないのは、同じ頃のアメリカのジャズが(演奏と録音両方で)
はるかに進んでいたからだと思う。

弘田三枝子「ビーマイベイビー」は前半(原曲をなぞった演奏)が好き。
それにしても1曲目、江利チエミ「ロック・アラウンド・ザ・クロック」はとにかく良いね。
原曲の映画『暴力教室』の主題歌=不良のイメージがきれいに抜け落ちてるw

http://i.imgur.com/BEw1EWB.jpg
写真の状態(アンプ以外は中古)で聴いたけど、1950年代の日本のジャズが
良い状態で聴こえる事にも気づいたのは、スピーカースタンドを導入してからだった。
Jencenのスピーカーはユニット単体で売っているようで、スピーカーボックスにはまた別の物を使ってるのかな?
0043名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 21:01:21.72ID:apS161Xe
このスレはなんで知ったかぶりのウンチクを並べる場所になってるの?
0044名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 21:21:41.77ID:nz7l4DKm
山口百恵に話を戻すと
アイドル路線ばかりではなく、大人の女性としても成長が見られた
希少な存在だったような気がする。
歌の路線でいうと、さっきから話題に上っている昭和30年代の
胸声を深くブレスするスタイルを継承した点でも珍しかった。

当時の最新のステレオ装置では、インストに埋もれてしまうことが多くて
肝心の歌が聞こえにくい、という弊害が出やすいのだが
何のことはない、アルテックや古いJBLのほうが自然に鳴るだろう。
当時としては、そういうスピーカーでモニターしていたのだから
当然といえば当然である。中域の抜けの良さが違う。
同じことは、アイドル路線の歌手でも一緒で、
本音の部分は胸の部分に秘めているのである。
0045名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 21:59:01.06ID:nz7l4DKm
>42
システムコンポからスタートしていると、その先のグレードアップが難しいのですが
あえて言えばスピーカーをフォステクス FF-165WKか、SICA Z004950あたりの
中口径フルレンジにしたほうが、ボーカルの面白さが引き出しやすいと思います。
箱はフォステクスのもので十分でしょう。
0046名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 22:15:09.31ID:nz7l4DKm
結局、フルレンジにしておくと、アンプの負荷が少ないので
10W以下の真空管アンプでも鳴らしやすいし
1970年代初頭のサンスイ、ラックスなどの国産プリメインを充てて
1960年代の歌謡曲にも幅を持たせることができます。
0047名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/07(火) 23:10:31.16ID:BV+SrhyU
>>36
ゴールデンベストを聞きながら
ダン池田状態なんですが…
楽しい〜
0048名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 06:01:29.01ID:VSyd8lz5
当時のテレビの歌番は今聴くとスゴイですね。
ともかく生バンド!というよりオケ伴!
ttps://www.youtube.com/watch?v=H-9SUufJtZA
ttps://www.youtube.com/watch?v=9poFdzU99es
ttps://www.youtube.com/watch?v=J1S4UNy7cAM
ttps://www.youtube.com/watch?v=uHnUxiRkxTg
前半の3つは、まだモノラル収録だった時代のものだけど
かなり豪華な陣営で挑んでいたのは
お茶の間のテレビでも伝わるものは伝わる
ということを睨んでいたんでしょうね。
3つ目の1978年初頭の収録は、ステレオ収録直前のもので
「これから行くぞ!」という番組の熱意まで感じまする。
0049名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 06:41:52.82ID:Ko8QTEWs
http://audiosharing.com/review/?p=1977
「いま私がいちばん妥当と思うコンポーネント組合せ法、あるいはグレードアップ法」(瀬川冬樹)

"いわゆる量販店(大型家庭電器店、大量販売店)の店頭に積み上げたスピーカーを聴きにくる人達の半数以上は、歌謡曲、艶歌、またはニューミュージックの、つまり日本の歌の愛好家が多いという。
そして、スピーカーを聴きくらべるとき、その人たちが頭に浮かべるイメージは、日頃コンサートやテレビやラジオで聴き馴れた、ごひいきの歌い手の声である。そこで、店頭で鳴らされたとき、
できるかぎり、テレビのスピーカーを通じて耳にしみこんだタレント歌手たちの声のイメージに近い音づくりをしたスピーカーが、よく売れる、というのである。
スピーカーを作る側のある大手メーカーの責任者から直接聞いた話だから、作り話などではない。
もしそうだとしたら、日本の歌を楽しむには、結局、国産のそのようなタイプのスピーカーが一番だ、ということになるのかどうか。
 少なくとも右の話によれば、国産で、量販店むけに企画されるスピーカーは、クラシックはもちろん、ジャズやロックやその他の、西欧の音楽全般に対しては、ピントを合わせていない理くつになるわけだから、
その主の音楽には避けるべきスピーカーということにもなりそうだ。"


今もこの状況はあまり変わってないのかな?
0050492016/06/08(水) 06:42:45.45ID:Ko8QTEWs
元の記事より改行がおかしくなってしまった、申し訳ない
0051名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 07:29:58.51ID:VSyd8lz5
夜のヒットスタジオで使ってるマイクが気になったので調べてみたら
ソニーのF-660というものだった。
ttp://www.coutant.org/sonyscan/f-660.pdf
ttp://blogs.c.yimg.jp/res/blog-fc-cb/narumi779sadahiro/folder/23132/21/14023121/img_1?1361708192

1975年位まではシュアーSM58だったけど
F-660に変わって歌い方の多様さも吸収できるようになった。
ttps://www.youtube.com/watch?v=4LmC5qyQSiA
ttps://www.youtube.com/watch?v=BSk-WZya68Q
ttps://www.youtube.com/watch?v=3xTo5kZ80TQ

でもシュアーでやってた頃の音も歌手も良いね。
ttps://www.youtube.com/watch?v=G8LzB2efx_U

1980年代になって再びシュアーに戻っているけど
普段から使い慣れている歌手が多かったかもしれない。
0052名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 07:56:41.41ID:VSyd8lz5
>49
話は半分合ってて半分違ってると思う。
ユーザー目線でみればそういうスピーカーが選ばれる。
スタジオの実例からみれば、JBL 4343はどうかと思うが
L44、L88、L101のラインだと別に何の違和感もない。
むしろ相性がとても良いと言ってもいいだろう。

瀬川さんの挙げている、アルテック620B、タンノイSRMなどは
こうした常識をちゃんと知っていてのことである。

同じ問題はテレビスタジオの音響でも言えると思う。
なんでモニタールームにキノシタがぶら下がっていたのか?
別に金回りが良かったというだけが理由にはならない。

JBL 4330は英EMIでも日本ビクターでも使われたので
問題は「量販店で歌謡曲を聴くのにJBLを選ぶはずがない」
という思い込みから来ていると思う。

ただ歌謡曲がラジオでも聴き映えのよい音でできている
というのは正直に認めよう。問題はそこで留まらないことだ。
0053名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 18:19:57.56ID:VSyd8lz5
しかし、瀬川氏は演歌を4343で聴くという強者だった。

>クラシックも好き、ジャズやロックも気が向けばよく聴く。
>ニューミュージックも、ときに艶歌も聴く。
>たまにはストリングス・ムードなどのイージー・リスニングも……。
(中略)
>これは決して架空の設定ではない。私自身がそうだし、
>音楽を妙に差別しないで本当に好きで楽しむ人なら、
>そう特殊な要求とはいえない。
>だとしたら、どういうスピーカーがあるのか。
(中略)
>となると、これが最上ではないが、
>といってこれ以外に具体的に何があるかと考えてみると、
>結局、これしかないという意味で、
>やはりJBL♯4343あたりに落ちつくのではないだろうか。

天下のステサンを通じても
こういう趣味は全く流行らなかったんだな。残念。
0054名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 19:40:30.46ID:Ko8QTEWs
>>53
趣味ではなくても、ニューミュージックやロック、さらに歌謡曲を聴く人に向けた
システムコンポーネント(シスコン)はその時代の主流だったんじゃないかな、と思う。

古本で買った77年ごろの雑誌に、当時の各メーカーのシスコンの製品戦略ポイントが載っていた。
東芝だったかな、「ロックやデスコサウンドにマッチした音作り・・・」には笑ったw
0055名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 19:47:39.67ID:VSyd8lz5
1970年代後半で中堅の価格帯にあった海外製スピーカーで
歌謡曲に合ってそうなのは以下のようなもの。
Tannoy SRM-10B
ttp://audio-heritage.jp/TANNOY/speaker/srm10b.html
Aitec Belair
ttp://audio-heritage.jp/ALTEC/speaker/minimonitor8a.html
JBL 4311B(L100)
ttp://audio-heritage.jp/JBL/speaker/4311b.html

JBL 4311以外は、あまり有名ではないが
ポップスに最適なレスポンスの軽快さと
ボーカル域の艶やかさがあった。

アンプにサンスイかラックスかは好みであろう。
あるいはソニーかパイオニアかという選び方もある。
クォードやマッキンという選び方は歌謡曲っぽくない。
0056名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 19:59:24.42ID:VSyd8lz5
>54
その頃のシスコンでセットで組まれるスピーカーは
まだ単体でも売られるくらいのものだった覚えがある。
ウーハーも20cm、箱も50L位はあったのでは。
セットで買うと割り引いて安くしてくれるとか。
結局それで単一メーカーで統一されるんだけど。
でもどのメーカーだから、どういう音という記憶がない。
ともかくステレオを買った!という興奮のほうが強かった。
さすがに親父の買った1970年代初頭のクラウン製と
1980年代初頭のソニー製の違いは判ったけど。
0057名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 20:14:10.93ID:VSyd8lz5
シスコンと聞いて条件反射的に1970年代後半〜1980年代前半と思ったけど
良かったのかな?まぁ、歌謡曲スレなので、ほぼほぼ間違っていないでしょう。
今だとシスコン=ミニコンなんだけど、どうして1980年前後に、こじゃれたミニコンが無かったか?
と記憶をたどると、バブルラジカセ全盛期だった。
0058名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 20:40:05.67ID:VSyd8lz5
ちなみにシスコン用のスピーカーは25,000円前後が主流で
私が最初に小遣い溜めて買ったのはソニーのこれ。
ttp://www.audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/speaker/ss-r1.html
対抗馬はテクニクス。どちらもデパート売り場の華だった。
ttp://www.audio-heritage.jp/TECHNICS/speaker/sb-x1.html

もう少し知識があればパイオニア、ビクターなんて選んだだろう。
ttp://www.audio-heritage.jp/PIONEER-EXCLUSIVE/speaker/s-x4.html
ttp://www.audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/zero-point5.html
同じ価格帯でダイヤトーン、トリオを選ばなかったのは、レシーバーとセットじゃなかったから。
ttp://www.audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-15b.html
ttp://www.audio-heritage.jp/TRIO-KENWOOD/speaker/ls-10.html

この後、スピーカーをヤマハのテンモニ、アンプをマランツに買い替えて
グレースF-8L、デンオンのCDプレーヤーを買い足していった。
0059名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 20:45:28.78ID:KYHTylri
みのや雅彦 THE BEST 2 〜明日をまだ信じてる〜
http://www.billboard-japan.com/goods/detail/522107
シンガー・ソングライター、みのや雅彦のデビュー35周年記念ベスト・アルバム。
2006年にリリースした「GOAL」から2015年にリリースされた『stardust』まで
10年間のベストソングを収録。

01.百の言葉 千の想い
02.ドラマ「最高の一日」
03.いとしい名前
04.冬花火
05.stardust
06.胸いっぱいの人生
07.母子歌
08.空
09.東京
10.25時の声
11.雪の花
12.凛
13.俺たちの青春
14.本当の歌
15.讃歌
16.明日をまだ信じてる
0060名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 21:03:57.06ID:8qKVPYLU
生バンドと生歌と違って今はこんな調子だからマイクもスピーカーもどうでもよくなった
https://www.youtube.com/watch?v=G2Rhh_4GZmU
0061名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/08(水) 21:35:07.93ID:VSyd8lz5
ありのままの姿が真実とは限らない。
芸能界ならではのイミテーションの世界だな。
0062名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 06:04:56.24ID:2uo3sQVc
>58の続きで恐縮なんだが
シスコンの音がテレビの歌番の音を真似てるという意見だけど
逆にテレビの音をシスコンに流すと、なんだか±逆になったような
違和感が出たように覚えている。単純にいうとテレビ音声は音が悪い。

違和感の元は、テレビ音声は10〜16cmのフルレンジ
それも低音も高域も出ないカマボコ特性に最適化されてたのに
シスコンはレコードの音をテレビのように鳴らそうとするためだ。
専門的にはエンファシスという補正をしているのだが
アナログ電波には必需品だったようで
100Hz辺のノイズがボーボー乗って、話声が妙にキンキンする。
多分、一般的なエンファシス特性以外に、フィルターでの位相がねじれて
その音も一緒に再現している、という手の込んだことをやってそうなのだ。

個人的にはドラマ収録で増えたガンマイクのせいだろうと思っていたが
瀬川氏の話を聞いて、どうもそれだけが原因ではなかったようだと判った。
おそらく、ステレオラジカセで聴いたテレビ音声も同じ印象だが
こちらは高域のエンファシスの定数がテレビとFMで違ったと説明されている。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/NTSC#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E5.AE.9F.E8.A3.85_.28NTSC-J.29

今だとホームシアターの影響で、両者の溝は埋められつつあるが
逆に歌謡曲そのものがすっかり変わってしまった。
じゃあ、AVシアター用のスピーカーが歌謡曲に良いか?
という問題は次に考えよう。
0063422016/06/09(木) 06:30:20.05ID:iLt7c38R
>>58
http://www.video-koubou-topaz.jp/Technics-AUDIO-1976.html
Techinics You-Oz DD
今はオーディオにまったく興味のない両親(1950年代終盤生まれ)でも「テクニクスのコンポ」は
記憶があると言ってたなぁ。こういうデカいコンポが、ニューミュージックや歌謡曲ファンにとって
最高の贅沢だったはず。(母いわく"コンポは高卒の初任給より高かった")

高校時代、ソニーのミニコンポ(今から見たら"スピーカーが分離できるCDラジカセ"だった)を買った時に、父が
「俺が昔買ったコンポよりずっといい音だな」と言ってたのが未だに忘れられない。
0064名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 07:20:36.59ID:2uo3sQVc
エンファシスによる音のねじれのことを考えていると
周波数特性としては大きな差はでないけど
アナログフィルタの特性として、パルス波のオーバーシュートが
高域に乗ることを思い出した。
よくアンプの出力特性を調べるときに、コンデンサーを負荷させるアレです。

で、その問題をアレコレ論じた特許があったので参考にすると
ttp://astamuse.com/ja/published/JP/No/1996186850
結局、シールド線の電気容量だとか、インピーダンスの不整合だとか
何となくオーヲタの日常的な格闘を書いているようだが
このくらいで影響を受けるなら、エンファシスフィルターなんて
もっとスゴイことになっていることは察して知るべきである。
初期のCDプレーヤーも同じことで悩まされていたと記憶します。

ちなみに、テレビとFMのフィルタ定数については
中間的なカーブで緩和処置がとれるとのこと。
ttp://astamuse.com/ja/published/JP/No/2008244507
このあとにもう一度ノーマライズのフィルタを入れるはずだが
そっちはサジ加減で決めるものなのかもしれません。

しかし、家電の回路設計というのも奥が深いな。
0065名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 07:43:55.67ID:2uo3sQVc
>63
やっぱり家で最初に買ったステレオは思い出が強いと思いますね。
自分の場合は、父親が放棄して姉の部屋に転がり込んだ
日本クラウンのレシーバーセットの音は良く覚えてて
自分のラジカセとどう音が違うのか、ときどきこっそり音を聴き比べてた。
で、自分のモノラル・ラシカセのうほうがFENの音が良いと勝手に思ったのだが
今さらコーンツイーターの有機的な(田舎っぽい?)音が妙に懐かしい。
でも今なかなか手に入らないんですよね。コーンツイーターが。
しょうがないので、エレボイの205-8Aをツイーター代わりにしています。
0066名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 10:03:44.35ID:pFb0v9tv
で…どんな曲聞いてるの?
0067名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 18:26:18.67ID:2uo3sQVc
一番好きなのが1970年前半の女性の歌謡フォーク。
 トワ・エ・モア、シモンズ、やまがたすみこ、高木麻早、金延幸子、などなど。
次にニューミュージック未満のポップス。
 荒井由実、吉田美奈子、りりィ、などなど。
普通の歌謡曲だと
 山口百恵、ペドロ&カプリシャス、グラシェラ・スサーナ、あたり。

基本的に女性の歌手を聴くことが多いけど、アイドル、演歌はこれから。
0068名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 18:56:54.88ID:jfVaxbQm
ブログでやれ
0069藤貞子3D@アンバランス転送 ◆VppUdchn86 2016/06/09(木) 18:58:20.45ID:deUJCuz8
俺は読んでる
0070名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 19:33:39.59ID:2uo3sQVc
>64の続きで、エンファシスとオーバーシュート波形について書くと
一種のリンギングのような音に聞こえて、キラキラした感じになる。
これの再現に使われたのが、分割振動の多いハードドーム・ツイーターである。
おそらくダビングしたカセットで聴いたときには重宝したはずで
逆にCDでは全くダメになった。完全にメタル系サウンドである。

多くの人はアナログ盤との比較をするが、貸レコード屋全盛の時代に
シスコンで聴いたのは、FMのエアチェックとダビングテープが大多数。
これとシスコンのややドンシャリなトーンとは、小音量で相性が良くなる。
カセットテープのような音のするCDプレーヤーというのが良いのだろうが
今のスピーカーだと話は逆になるので、今後も作られないだろう。

逆に現在の低能率で広帯域のスピーカーのどん詰まりの音で聴くときは
例えばCDに多いパルス成分をライントランスで丸めてやるかわりに
EL84のような真空管でオーバーシュートを加えてやるとか
別の手段で「若返り」の秘薬を作らなければならない。
0071名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 19:57:00.93ID:2uo3sQVc
テレビ音声のエンファシスばかり書いたが
ドルビーNRというのも一種のエンファシス技術である。
個人的にはドルビーの一種の頭打ちになる鳴り方が嫌いで
NRなしでクリップさせながらダビングするのが好きだったが
高級デッキを持ってる奴から文句を言われたことがあった。
安いフェライトヘッドのデッキだと何てことないクリップノイズも
高級アモルフォスだとパルス波になってピシピシ鳴るというも後で判った。

百恵、聖子のレコードが非RIAAカーブだとかいう説も
ビートルズ〜デッカ・カーブと同じように根強い。
同じことがテレビ放送で行われていたことを考えると
既にその効果は、広く業界に浸透していたのだろう。

だから音が悪い、と片づけないのが踏ん張りどころだ。
00721000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/09(木) 19:59:54.03ID:KxCDbGu4
田原俊彦! (๑¯△¯๑)
0073名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 20:06:16.89ID:ZkhJvsx+
用無しになった関係者が自分は凄いんだと言いたいだけとしか
必要とされる人はずっと現役だし人もついてくる
0074名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/09(木) 20:32:06.21ID:2uo3sQVc
現在のHi-Fiの基本は、フラットな周波数特性と思うだろうが
ポップスのサウンドを考えると、それほど単純ではない。
例えば、スピーカーのトーンキャラクターに色んな好みがあって
それに柔軟に対応しようと言いだしたのは、実はJBLだった。
4310が3wayである理由として、自在なトーンの設定を謳ってた。
ttp://www.lansingheritage.org/images/jbl/specs/pro-speakers/1972-4310/page03.jpg

基本的にフラットのポジションが、5kHzに山をつくって徐々にロールオフさせるものだが
スコーカーの1.5〜7kHzの調整でアグレッシブにも、大人しくもできるというものだった。
いわゆる10kHzで持ち上げるトーンコントロールとは全く違う効果で
この帯域に掛けた新しいJBLの情熱が伺い知れる。そしてロックサウンドを完成させた。
当時のサンスイのプリメインアンプにも中域の調整ノブがあったが
スピーカーの場合は位相のねじれがないので、かなりバリッとした音に仕上がる。

話を歌謡曲に戻すと、この中高域の持ち上がりは、アイドル系のエンファシス効果と似ており
そのひな型になったと思えるのである。逆に、ラメで着飾る以前の歌謡曲は
このJBLの提案が非常によく効いてくると思う。少しアザトイくらいがカワイイ。
0075名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 07:13:12.70ID:QP/n+zos
>49の記事が妙に気に入って、色々と考えさせられる。
レコードの音をテレビの音に似せるのは、おそらく故意の分割振動(共振)であり
1980年代中頃から徐々に排除されていったものだ。
クラシックだとバイオリンの音がギシギシ鳴り、ジャズのトランペットはチャルメラになる。
ところが、在りし日の歌謡曲は、キラキラと輝いていたのだ!

ただ、スピーカーの共振だけが原因かというと
1960年代の真空管はもっとオーバーシュートが大きかったし
初期のNEVEコンソールはトランスで艶を出していた。
シュアーV15でもIIIとVでは、ロックとクラシックくらいの差が出る。
誰もが共振や歪みと仲良くしていたのだ。

つまり1980年前後の共振の強いスピーカーは
歪みの排除がオーディオの進歩と思われていた時代において
全く時代遅れのような前提で書かれている。
全く同じ記述は1980年5月号にベストバイの項で書かれており
9月号は少し反響があって、仔細に書いたものと言えるだろう。
ttp://audiosharing.com/review/?p=708
このときはメーカーから面と向かって反論されたという。

今の私は、共振、オーバーシュート、分割振動が大好きだ。
0076名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 07:40:34.85ID:PC/K5qpg
何を読んでれば、こんな一知半解の人格ができあがるのか
0077名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 08:01:05.57ID:QP/n+zos
倍音というと中高域に注意が向けられがちだけど
低域にも倍音というのがある。エンハンサーという機器である。
ttp://www.dtmstation.com/archives/51960964.html
1970年代末期あたりからAPHEX社のエキサイターというのが流行って
低音のサブハーモニックスという手法が使われるようになった。
このところで重要なのは100〜200Hzのボリューム感であり
100Hz以下の出ない小型スピーカーでも低音が聞こえるようになる。
80Hzを中心に倍音を出すというのは、バスレフBOXに合わせたチューニングで
ここら辺にもノウハウがあるようだ。
同じ趣向は、JBL 4343のミッドバスにもあって、この帯域の重低音との被りが
ミキシングに重要となったことが、ちょうど時代的にも重なる。
タンノイがポップスの分野から排除されたのは、この領域が曖昧で
録音で膨らませるとボン付いてしまうからだと思う。
0078名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 14:44:21.80ID:ZXT0uvBm
この人は、ただ者ではないと思うのは
俺だけヽ(・∀・)ノ
0079名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 19:44:46.92ID:QP/n+zos
エンファシスと倍音の関係について、ようやく三角雑音に行き付いた。
FM音声の宿命として高域になるほどS/N比が低くなる傾向があり
これを排除するために、放送側で高域を上げて出力するもの。

結局、わずかなホワイトノイズとして残るが、どうもその雰囲気を
レコード再生でも出そうというのが本来の意図らしい。
しかし、いわゆる余韻を長く出すことや、2〜6kHzにキャラクターが載るのは
一種のリンギングを利用している。それも高域だけ。

ここにヒントがありそうな気がするのだが
例えばBBC LS3/5aは、4kHzに強い共振峰をもっていて
この周波数だけやたらに指向性が広い。
個人的には、音声モニターとして子音付近のノイズチェックするためと思ってたが
エンファシスで耳に付きやすい領域の過入力のチェックともとれる。

現在のスピーカーが嫌なのは、20kHz周辺に強い共振峰を作ることで
それより下の領域のパルス成分=音の立ち上がりをマスキングしてしまうことだ。
ハイレゾがロックに合わない、なんて豪語する人もいるが
この辺の使い方が変なテクニックに走ってるようにも思うのだ。
0080名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 19:47:30.28ID:k+jtWbOc
https://youtu.be/QJMbwoAdFJ0
Original 1949/50 RCA version: Mambo Jambo (Que Rico El Mambo) - Perez Prado

こういう曲を楽しく聴くにも、上の書き込みであった話が活きてくるのかな
1950年代、「ハイ・ファイ」のデモンストレーション用に、管弦楽のLPと並んで
結構使われていたんじゃないか、ってイメージがある
00811000ZXL子 ◆ZXL.Ko/NQs 2016/06/10(金) 19:50:29.19ID:uiRntTWw
なにをいう!(๑¯△¯๑)早見優!
0082名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 20:11:19.59ID:DWAbQA48
吉幾三がレコード出すってよ
0083名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 20:12:48.46ID:QP/n+zos
>80
アメリカの場合は、1948年問題があって
それ以前がSP原盤にダイレクトカットだったので
クラシックの場合はLP発売のときとぶつかって
リリースの見合わせられた録音もあった。
トスカニーニのオテロなどは無理やり硬質な音に変貌。
歌手との一体感が全く失われてしまいました。

ポピュラー音楽のほうは比較的ゆるやかで
78回転用のジュークボックスも長く存在したし
放送局そのものがアセテート盤が中心だったので
それほど音質的な違いがすぐさま現れたわけではないんです。
最近になってスクラッチノイズに対する風当たりが少なく
本来の音に近づいているようにも思います。

ちなみに1980年前後のシスコンでこの手の録音は悲惨で
理由は500〜1,000Hzのレスポンスが凹んでいるからです。
ただの薄っぺらいサウンドになってしまう。
同じスカキンのアルテック604Eなどと違うのはこの辺です。
0084名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 20:19:15.57ID:W8KjOUck
おらこんなスレ〜いやだ〜
0085名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 20:25:21.02ID:QP/n+zos
>82
車のラジオから甘い声で「おっ」と思ったら。。。
こっそり最後に聞こえた赤色エレジーでコケたかな。。。

いちよ赤色エレジーはLPだとウィスパーボイスだけど
ライブ音源での声は綺麗なリリックテナー。
あがたさんはさすが役者が違うと思ったわけで。
0086名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 21:17:41.39ID:QP/n+zos
>83のつづきで恐縮ですが
例えばエルヴィスがデビューしたサンレコードの録音は
エルヴィスがRCAに抜けるまではSP盤が併売されていて
1958年にようやくドーナッツ盤のみになった。
ttp://www.boija.com/skivor/sun_singles_0.htm
CDでは以下のコレクションで手に入ります。
ttps://www.amazon.co.jp/Memphis-Recordings-Legendary-Studios-Vol-1/dp/B00J3FKA58/
エルヴィスが大好きだった大瀧栄一さんも
さすがにSP盤のコレクションはなかったようですが
自宅に置いてあったジュークボックスは
この手のサウンドに最も相性の良いものです。
昭和30年代の歌謡曲やカバーポップスが好きな人は
ひとつの方向性かもしれません。
0087名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/10(金) 21:24:06.68ID:QP/n+zos
とは言っても、ジュークボックスそのものは非常に高価なので
修繕用に使ってるスピーカーユニットを紹介します。
ttps://www.jukebox-revival.eu/staging/loudspeakers.html
これをみると、ほとんどがPA用の、しかも安物ばかりなのですが
ある種の趣向があることが判ると思います。
私はJensenの本来の使い方を知ったのも、このサイトでした。
0088名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 01:55:37.85ID:fRmcFNQ+
>>84
面白いけどもう来ないでね!
0089名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 05:53:40.58ID:WjdWSpvI
今の日本のオーディオで何が作れるか? という疑問は
21世紀初頭のJ-POP全盛の頃に比べると
ずいぶんと大人の音に変わっているように思う。

それと一緒に、リマスタリング環境もずいぶんと変わった。
1970年代以降のニューミュージック系はともかく勢いがある。
オーディオ的に高品位な潮流を作ったのはJVCだと思うが
意外にもエイベックスがURCのライセンスを買い取ったのが
素直な音で驚いた。文化遺産的なアーカイヴ方法だと思う。

日本のサウンド傾向を牽引した代表的なメーカーは?
今でも評価が高いのはダイヤトーンとヤマハのスピーカーだが
ヤマハのNS-1000Mなどは1974年から1997年というから
大型ダイヤフラムのスコーカーがいかに先進的だったか。
スタックスのコンデンサー型ヘッドホンも息の長い製品だ。
JBL → TAD → キノシタ という潮流も忘れられないし
Generecがスタジオに入る前の歌謡曲で重要な存在だ。
ビクターのSX-3も、現在はクリプトンのKX-3として継続している。
コーン紙のウーハー、アルニコ磁石というコダワリも伝統的だ。
0090名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 06:11:19.59ID:FOgo7/mS
インターネットラジオで藤圭子の特集を聴いています
0091名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 06:11:55.07ID:WjdWSpvI
アンプは、サンスイが無くなったことが取りざたされるが
アキュフェーズ、マランツ、ラックスマンがともかくがんばっている。
デノン、ヤマハのほうが、昔ながらのサウンドを継承しているかも。
今頃になってアナログ盤がオーディオのアイテムに復活しているので
フォノEQの実装経験が生きているというのは何とも不思議だ。
海外で人気のあるのは、ローテル、エアータイトで
どちらも低域のドライブ力で、ミッドレンジの価格帯で他を圧倒してる。
英オーラトーンも日本のOEMになったというので
日本製というのも品質を考えるとベターなのかもしれない。
0092名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 06:57:01.42ID:WjdWSpvI
>90
徳さんの番組…? 番宣が長すぎだよ〜
第一位は瀬戸の花嫁だったけど、並みいるフォーク勢を押しのけて
国民的歌手という王道を貫いたのが圧巻でした。

藤圭子はなぜか「新宿の女」のCDを持っていて
夢は夜ひらく〜を聴くつもりが、ジャケ絵の白いギターが無ければ
普通に演歌だったのでは?という不思議なアルバム。
梶芽衣子の映画と印象がダブっているのは、聞き方が悪いのか。
女の情念を描いた点と、あの眼力。ヘビに睨まれたカエルみたいになります。
0093名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 07:44:28.22ID:WjdWSpvI
カートリッジは今も現役のデンオン DL-103が
NHK、有線というハードな使用に耐えた点でも
どうしても避けて通れない。
ニューミュージック系ならオーディオテクニカもいい。

オルトフォンもSPUとなると、JBLのモニターシリーズ
タンノイのプレステージシリーズと同じ
日本〜アジア市場向けの製品なのではないかと思う。
間にラックスマンのアンプでも挟むと、完全に歌謡曲の世界に
入り込んでいけるだろう。
マッキンのアンプはさらに演歌のディープな世界を画き出す。
ベタだけど判りやすいサウンドだ。
0094名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 08:13:27.47ID:WjdWSpvI
ヘッドホンは百花繚乱、玉石混交だが
何とも気になっているのはスタジオ用ヘッドホン。
1990年代以降はハイ落ちがデフォルトになっていて
最新のビクターのものも同様だ、
ttp://en.goldenears.net/6993
ttp://en.goldenears.net/16638
面白いのは、ビクターのはスタジオのGenerecモニターと
トーンに遜色がないということ。
この凹凸をひっくり返したトーンが市場に流れるのだが
なんとなく想像ができるだろう。

この意味するところは、アメリカの西海岸サウンドではなく
東海岸サウンドのそれに近づいているという点である。
ttp://www.classicspeakerpages.net/_Media/ar3aseriesspec1-2.jpeg
昔はスモーキーサウンドと言われたものだが
BOSEが残り少ない継承者として意外に売り上げが伸びていたのと重なる。
とは言え、AR-3aはかつてモータウンサウンドを生み出したこともあり
結局はセンスの問題だと思われる。
個人的には東海岸のそれは、オーディオにお金を掛けずに済むかわり
それ以上の驚きや感動もない、という点も気になる。
0095名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 08:38:42.05ID:WjdWSpvI
日本の歌謡曲を東海岸サウンドに橋渡ししたのは
オーラトーン5cとヤマハのテンモニだと思う。
ttp://loudspeakermeasurements.blogspot.jp/2013/08/yamaha-ns-10m.html
1980年代以降のサウンドにテクノの影響を挙げることができるが
これもボブ・クリアマウンテンのようなサウンドを造れたことを考えると
やはりセンスの問題のように思う。
別にモータウンやボブクリを褒めて、歌謡曲を貶めようと思っているのではなく
J-POPのサウンド傾向を修正する方法があると思われるのと
1970年代までは正常なトーンでモニターされていたであろうことを
ただただ願っている。もっと魅力的だったはず…と言うのは幻だったのか?
0096名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 09:01:04.17ID:Zo86K2AM
30歳前の俺にはついていけないんですが、俺でもわかる話題まだですか?
0097名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 09:03:37.01ID:FOgo7/mS
>>92
「素敵なあなた」というインターネットラジオです
http://www7a.biglobe.ne.jp/~sutekina_anata/wax-cabin747.asx
0098名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 09:08:02.82ID:WjdWSpvI
1970年代のフォークブームでいうと、URCとベルウッドが避けて通れないが
正直、エイベックスがURC音源を買い取った時点は驚いた。
それより少し前に出た東芝EMIではスモーキーな音だったが
エイベックスに移って、成金主義の道楽かとタカをくくっていたが
見事にオープンリールの質感が戻ったのに驚いた。
鈴木茂さんも、最近出たリマスター盤について、あの時もうやりつくしたと思ったけど
まだまだできることがあるんだと言っていたが、これで最後のチャンスと関係者の思いも
ひとしおだったことが伺い知れる。

で、鈴木さんの弁を借りると、昔のオリジナル盤はそれほど良かったわけでもなく
リマスターの功績を強調していたのと裏腹に、ギタープレイヤーならではの
歪み=倍音の旨みについても繰り返し話していたのが印象的だった。

もう一方のベルウッドは、アナログ盤のノウハウが残る数少ないキングレコードで
飴色のトーンというべきか、中域のおいしいところをガッチリ掴んでいると思う。
タンノイのスピーカーで改めて聞いてみたい感じだ。
0099名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 09:15:23.72ID:WjdWSpvI
>96
興味深いので、判る話をキーワードで良いのでリクエストしてください。

>97
おお!これは良いですね。
0100名無しさん@お腹いっぱい。2016/06/11(土) 09:45:56.89ID:gX9ScN9u
>>96
ハロプロについて一言どうぞ
0101貞子3D@アンバランス転送 ◆VppUdchn86 2016/06/11(土) 13:15:00.82ID:BMTZQNZG
>>98
エイベックスって案外馬鹿にならんですよね
#どうした?何が起こった?
って感じのミュージシャン飼ってたりして驚く


…続けてください★
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