大阪の試聴会行ってきた。
1200GAEと1200G試作機を並べてカートリッジを交互に付け替えて同じディスクで比較試聴。カートリッジとフォノイコはフェーズメーション。

音は違った。GAEの方がシャープだが線が細く少しトゲトゲしい。Gもエッジの立った音だがアナログ特有の滑らかさがあり聞きやすい。基本的に同じ音になるはずなのに差が出る理由は分からない。
どちらか選べるなら個人的にはGを選ぶ。
ただし、まだ試作機の状態なのでこれで確定ではないという。

聞いていて思ったのは、時間軸の揺らぎがほとんど感じられない極めて安定した確かで、かつパワフルな感じ。
高精度クロックを使ったデジタルソースの無機質な空気感とも違う。

プレーヤーの作りから考えると33万円は安い。アナログを新しく始める、または再開する人でこのプレーヤーが買えるのは幸せだろう。

蛇足だが、最後にカートリッジをメーカーが用意していた100Cに変えて古いジャズを聴いたが古き良きアナログの音で最高だった。