クマが犬襲撃 被害5匹目、同一個体か 羅臼
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3日夕、根室管内羅臼町春日町の民家の住民から、屋外で飼っていた犬がいなくなったと、町役場に通報があった。
町や知床財団(オホーツク管内斜里町)、地元のハンターらが周辺を調べたところ、川の近くで食いちぎられた犬の残骸とクマのふんが見つかった。
町内では昨年8月から今年7月にかけて3回にわたり、計4匹の飼い犬が同じヒグマに襲われており、今回も同一個体とみて、地元関係者は警戒を強めている。

飼い主の家族によると、正午ごろいつもと違う犬の鳴き声が聞こえていたという。
午後4時半ごろ世帯主の男性が仕事を終え、自宅に戻ると犬の姿がなく、つないでいた鎖がちぎれていた。
ハンターらが敷地から40メートルほどのやぶの中で、犬の体の一部とクマのふんを見つけた。