>>168
親水加工というのは一般的に以下のような方法で親水性を付加している(他にないとは言ってない)
(1)樹脂中に親水性の粒子を混ぜる(溶融段階で混合させて練り込む)
(2)親水性のコーティングで覆う
ポイントは「素材そのものが親水性になったのではない」ということ(別の親水性の物質に水を吸う仕事をさせている)

主にドライ性能を持つインナーなどはポリエステルに親水性粒子を練り込む等していることが多い
そのおかげでスムーズに毛細管効果で汗を吸う事が出来るというわけ

親水性ポリウレタンは素材そのものが親水性を持つように製造しており(主に部分的に親水基を持っている構造)
ポリウレタン内部に水分が取り込まれて膨潤と乾燥を繰り返すことで透湿している
この機能は表面に親水加工をしたり親水性の粒子が入っていても得られない
その代わり素材そのものが親水性のため、撥水剤で疎水層を付加しても撥水性能は高く得にくいという欠点はあるが
撥水剤を使用したら透湿しなくなるということはない
むしろ水蒸気でなく濡れを拾ってキャパの限界になることが減って透湿性は上がる方向