ヒグマがまた飼い犬襲撃か
昨年の個体とDNA一致 羅臼
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/325057

根室管内羅臼町海岸町で11日、民家の飼い犬が血痕を残して不明になり、現場を調べた知床財団(オホーツク管内斜里町)が近くにあったヒグマのふんのDNAを外部に委託して解析したところ、昨年8月に付近で飼い犬2頭を襲った個体のものと一致したことが分かった。
2年連続で特定のクマが飼い犬を襲った可能性が高く、同財団や町は住民に警戒を呼び掛けている。

財団によると、10日夜、民家の庭先に鎖でつながれていた中型の雑種犬がしきりにほえた後に静かになり、11日朝、飼い主が確認すると血痕を残していなくなっていた。
通報を受けた財団が民家から数十メートル先の茂みに犬の毛とクマのふんが落ちているのを見つけ、北大大学院にふんを送ってDNA解析を行っていた。