NHKスペシャル “冒険の共有”その果てに〜登山家 栗城史多が遺したもの〜 (仮)
2019年1月14日(月)午後9時00分〜9時49分
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20190114

2018年5月、世界最高峰・エベレストに挑んでいた一人の登山家の死が報道された。
栗城史多(くりき・のぶかず 享年35)。世界7大陸の最高峰や8千mを超すヒマラヤの山々に挑み、
“自撮り”した映像を配信するというインターネット・SNS時代が生んだ異色の登山家だった。
もともと、フリーターで「生きる目的もない」若者だった栗城は、偶然出会った登山に生きがいを見つけ、
ネットを通じて、自らの登山の様子を伝える“冒険の共有”を始めた。
山に興味のない若い世代を中心に熱烈な支持を集める一方で、売名行為ではないか、
実力以上の登山方法は無謀だ、といった批判を受けるなど、ネット社会を騒がせる存在となった。
今回、8度目のエベレストで滑落し、帰らぬ人となった栗城。
なぜ、彼は死に至るまで命がけの挑戦を続けたのか? 彼が遺したメッセージとは何だったのか? 
彼の死を巡り、ネット上で様々な意見が飛び交っている。
35歳でエベレストに散った青年の生と死を通して、現代に生きることの意味を考えていく。