私のおじいさんが沸かしてくれた初めてのお湯、
それはプロパンガスのお湯で私は四歳でした。
プロパンで沸かしたお湯は甘くてクリーミィでこんな素晴らしいお湯をもらえる私はきっと特別な存在なのだと感じました。
今まで私がおじいさん。
孫に沸かしてあげるお湯はもちろんプロパンガス。
何故なら彼もまた特別な存在だからです。