千葉の男性滑落死
毎日新聞 2018年5月3日 21時31分(最終更新 5月3日 21時31分)


 3日午前8時20分ごろ、大分県豊後大野市の傾山(かたむきやま、1605メートル)の登山口から約400メートル登った地点で、登山者から「崖下に転落している男性がいる」
と110番があった。県防災ヘリが男性を救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 県警豊後大野署によると、死亡したのは、千葉県袖ヶ浦市、会社員、迫山優一さん(40)で、死因は脊髄(せきずい)損傷だった。

同署によると、迫山さんは登山用の靴や服を着用していたが、ライトなどの夜間対策はしておらず、2日の登山中に誤って登山道から2、3メートル下に転落したとみられる。
現場は登山口から徒歩20〜30分の距離で、登山道の幅は約50センチ。傾山の登山ルートは四つあり、迫山さんが登っていたのは、比較的初心者向けのコースだった。【白川徹】

https://mainichi.jp/articles/20180504/k00/00m/040/082000c