続き

◇風呂
立ち寄り湯が10時〜22時までなので、宿泊当日しか温泉には入れません。
朝は部屋についているバス(広め)で。

立ち寄り湯は本格的なもので、内湯、露天とも20人は入れそうな湯舟。
温泉ではなさそうですが、6人くらい浸かれる人工炭酸泉が人気です。

地下1600mから掘ったという温泉は単純硫黄泉と銘打っています(成分表には硫化水素イオン9mgとある)が、硫黄のにおい(つまりは良貨水素臭)は感じられません。
感じられるのは消毒の塩素臭です。もちろん循環。アルカリ泉の表示もありましたが、ぬるぬる感もあまりありません。
立派なスーパー銭湯といった方が正解かもしれません。休憩所や食堂、ゲーム機器などは充実しています。

湯の温度は屋根付きの露天が42.5度くらい、内湯が41度強、炭酸泉が39度といったところ。
平日でしたが、入りやすい炭酸泉はいつも地元の人たちで満杯です。ちなみに脱衣所にあるコインロッカーは有料。

◇食事
夕食は温泉のある本館で(この日は泊り客が少なかったらしく個室でした)、朝食は「帳場」横の食堂でいただきます。
夕食は牡蠣フライに海老フライ、サワラの煮たやつ、刺身などに、鍋はあっさりめの煮込みうどん。
ミニケーキにおはぎがデザート。
ビジネス旅館なんかでよく目にするメニュー群ですが、品数もあり、かなりのボリュームです。
朝食は定番メニュー。温玉、鮭、のり、つくだ煮の類、なぜか納豆がありません(どうでもいいですが)。

◇感想
秩父観光の宿としては便利のいい場所(ただし、近くにはコンビニ等の買い物場所はありません)。
実際、GWや芝桜の季節などは満室の盛況ぶりだそうです。
宿代を考えると、確かに魅力的なのかもしれませんが、湯を楽しむような場所ではなさそうなので、当方は再訪はないかナ、と。