>>400
国によって「系統」の定義が違うというなら、
その違いに着目して分類することには大きな意義があることになる。
(というより、お前さんの「系統」の捉え方が、この議論で通常
 用いられている意味と違っているだけだがな。)


「王の子がなぜ王になれない?」

具体的な事例で継承方法の違いをシミュレートした方が分かりやすいと
思うが、王に子がいるのに、その子が王になれないで、王位が傍系に
移る場合のある継承方法が、今、欧州に(リヒテンシュタイン以外に)
ありますか?
(この場合、王の子に心身の障害等がない前提)

日本の皇位継承方法はまさにこれでしょ。
皇太子が天皇になった場合、その子(愛子さま)は天皇になれなくて、
傍系の秋篠宮に移る。
欧州一般の「直系優先」の継承方法との、まさしく対立概念としての
「直系優先ではない」継承方法となる。(これを「系統継承」として対比分類)

この違いに着目して継承論、地域文化論を議論するのは非常に意義あることと
思う。
その意味で、長根氏の分類、問題提起は刺激的。
自分も注目しているし、支持者も多い。