>>429
> 大宰府の条例案について
> ・「合理的な差別」と「不当な差別」を区別していない

大宰府市の予想回答は、男女共同参画社会基本法第三条と第十七条にある
「性別による差別的取扱い」という文言です。「男女共同参画社会基本法にも
そうあるんだから『不当な』と入れなくても問題ないでしょ。」と反論してくることは明らかなので、
そのへんの対処が必要です。みんなで対策練りましょう。

> ・広い意味での生存権を保障する会的法益侵害と個人的法益侵害をまとめて対象にしているようにみえる

広い意味での生存権を保障するのは社会権(社会国家的基本的人権)です。社会的法益侵害とは例えば、
「大宰府市民はみんな馬鹿」のようなことで、個人法益侵害は「●●さんは馬鹿」というようなことです。
社会的法益侵害は表現の自由を著しく制限する可能性があるので、基本的に法律で規制することは
難しかったはずです。だからこそ街道などが行う凶弾も容認されていたわけです。(暴力を除いて)
個人的法益侵害は刑法の名誉毀損罪などで取り締まりできます。

> ・そもそも社会的コンセンサスを得ていく手続きが全く踏まれていない

人権を規制する根拠は基本的に他の人権です。人権は人間の尊厳そのものなのでそれ以上の価値は
存在しないため、他の価値観で制限することはできなかったはずです。つまり、
人権を規制するのは人権間の調整のためというのが建前になっていたはずです。
しかしこれが非常に難しい。なぜなら、社会権(社会的基本的人権)は広い意味での生存権を国家が
保障するためにとても具体的であり、それゆえ社会権は国によってまちまちだったりするからです(のはず)。
つまり、なにを社会権として認めるかは、国民のコンセンサスが非常に大事になってくるはずだというのが
私の考えです。


ひょっとして私の個人的見解をそのままパンフに載せるとかですか?
私は素人なので、間違えていても責任持てないのですが・・・・
とりあえず、みなさん各自で人権の本を読んで、私の考えがどのぐらいあっているのかを確かめて
もらえませんか?図書館にいけば人権関連の図書はたくさんあるので。憲法の入門書あたりを
探せば、その中に人権問題は必ず載っています。

取り急ぎご返信。