ブラックバスとザリガニを食すオフ
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0238エージェント・774
2005/05/07(土) 16:41:02ID:basSAKmg種類はいない。ちなみに天然のアユはほぼ100%寄生虫を持っているそうな
■肝吸虫(Clonorchis sinensis)
淡水魚と一部の気水魚の摂取によって感染。
【病害性】
成虫は、胆管枝に寄生し、絶えず機械的刺激を与える。
粘膜の剥離増殖が起こり、胆管周囲炎、拡張肥厚に伴い、胆汁の貯留とうっ滞を起こし、
浮腫、黄疸、腹水を併発、慢性期には本症の特徴である肝硬変を現す。
【寄生魚介類】
コイ、フナ、ワカサギ、ウグイ、オイカワ
■横川吸虫(Metagonimus yokogawai)
寄生部位は鱗片が最も多い。
終宿主はヒト、イヌ、ネコ、ネズミ
【病害性】
少数寄生では無症、多数寄生で消化器障害(下痢、腹痛)
【寄生魚介類】
アユ、シラウオなどの淡水魚。
■棘口吸虫類(Echinostomatidae)
日本では5種がヒトに寄生。(1種は全国に分布、4種は東海以西に分布)
【病害性】
下痢、腹痛等、症状は軽い
【寄生魚介類】
タニシ、シジミ、ドジョウ、アユ、タナゴなど
■広節裂頭条虫(Diphyllobothrium latum)
通称さなだむし、日本全国に分布
ケミジンコ(第1中間宿主)→サケマス類(第2中間宿主)→ヒト
成虫で3〜10m
【病害性】
軽度の消化器障害(下痢、腹痛)のみ。
長く連なった片節が肛門から排出されるときの不快感。
北海道が最も発症者が多い
【寄生魚介類】
サケ、マス類
■有棘顎口虫(Gnathostoma spiningerum)
イヌ、ネコが終宿主。
日本では戦中戦後の食料難のとき、川魚を摂取して、感染者続出。
関東以西に多く分布。
【病害性】
消化管で脱嚢した幼虫は胃壁を突き抜けて腹腔に移行、
肝臓にとどまった後、皮下に出没。皮下を移動しミミズ腫れ様の症状を現す。
発症部位はほぼ全身。
最悪の場合、内臓に寄生し、腫瘍をつくったり、悩や脊髄、眼球に侵入し
発声障害、呼吸困難、てんかん、失明。
治療は外科的切除を行うが、容易ではない。
【寄生魚介類】
ライギョ、ドジョウ
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