広島に原爆が落ちた頃、私の父は北方領土で戦っていました。
目の前で戦友の頭が吹き飛ばされた事、
砲撃を受けながら命からがら本土へ帰ってきた事、
青森の農家で頂いたリンゴを東京のヤミ市で売った事、
50間近でやっと生まれた子供に、
歴史を伝えるのが使命とでも言わんばかりに、
戦争の話をたくさんしてくれました。
そんな父が半年前に亡くなりました。
戦争の話に触れると、父を思い出してしまって・・・。
鶴は折りたかったけど、悲しくてどうしても折れませんでした。
もし父が生きていて、この折り鶴offの話を知ったら、
きっと大喜びで折っていたと思います。
なので、父と一緒に気持ちだけ参加させて頂きました。
外は寒いけど、熱い夏をありがとうございました。
今日の広島offの成功を心よりお祈り申し上げます。
長カキコ失礼しました。