>宣伝する人

なるほどあなたのイメージはつかめました。
じゃぁ一般の人のイメージと現実の違いを手短に指摘して
おきます

>「池や沼の水を抜いて魚を捕獲。在来魚のみを戻すOFF」として発案させていただきました。
>それによって大量に捕まるであろう外来魚をどう処分するか→食べられるか となり、

ため池の水は水利権というとっても複雑なモノがあるために、「水を抜きたい」
といって抜かしてもらえるものではありません。
 水を抜くついでに参加させてもらうことはできても、このイベントのために
水を抜かせてもらえることはまずないでしょう。(ちなみに水抜きは10月ごろ
行われるのが普通です)

また「外来魚をとりわけて在来魚を保護したい」という意図ですがこれを
満たすことはまずできないでしょう。
 水抜きやそれにともなう捕獲は、在来魚の魚体に大きなダメージを
与え、結果多くの魚を死に追いやります。魚にダメージを与えずに
キープするには多くの人手(魚取りに慣れた人も多数)、道具(≒コスト)がいるので
現実的に不可能でしょう。
 また水を抜くことによってプランクトン、底棲動物に大きな影響をあたえ
水を張ったあとの魚の成長に大きな影響を及ぼします。
 
そもそもバスも在来魚も一緒に生きているということは、発生する在来魚と
食われる在来魚でバランスがとれているので駆除しなくてもそれ以上
在来魚が減るわけではない。
 ところが水を抜くと死ななくてもいい在来魚を殺し、水抜き後もしばらくマイナス
影響を与えつづけることになります。
 さらに付け加えるとため池の水を完全に抜ききることは構造上不可能で
数匹でもバスが生き残れば、数年後には元どおりになります(生き残った30尾ほどのバスが
3〜4年で1000尾以上の単位に増えた例もある)

水抜きは死ななくてもいい在来魚を殺し、池の環境を変えるだけで無駄になるだけ。
しかも3〜4年後にはバスはもとどおり。
駆除したという自己満足は得られるだけでしょう。

>また、釣り場として管理されていない場所であれば、釣りという手法に限定して捕まえる必要もありません。
>網を使うなり、水を抜くなりして捕まえてもOKです。

場所にもよりますが網より釣りの方が簡単だし効率がいいと思われます。
バスは基本的に障害物の廻りにつく魚なので投網ではあまり取れない
刺し網は混獲が多くて在来魚を多く殺すことになるでしょう
新潟県の水産関係者によるダムの駆除では混獲率8〜9割
という値もでています(バス1尾取るのに5〜9尾の在来魚が
巻き添えを食らうという意味)
 それと網の使用に対する規制はかなり厳しいと思われます