では、小池壮彦氏の「東京近郊怪奇スポット」に載っていたこんな話を。

■千葉市美浜区の民宿
離れの横にあったトイレには侍の顔が浮かび、庭にあった井戸からは、
かつてそこに身を投げたという宿の女中が顔をのぞかせる。
それと、これは宿には関係ないが、近くに事故の多発するトンネルが
ある。事故死した女がさまようというので地元の人は夜は使わず、
わざわざ別の道筋を遠回りするという。

小池氏の友人はこの宿の離れの部屋で
「無数の手が伸びて両腕と両足をつかまれ、首も絞められたという」
という凄い金縛りに遭ったそうです。
その後小池氏がその友人と共に再び泊ったところ、気の毒なご友人は
再び凄い金縛りに。
「女の上半身だけが畳から伸びてきた」
肩を押さえつけられて友人呻き声。
小池氏が電気をつけると
「大きな人影が畳に吸い込まれるようにして消えた」

場所は稲毛海岸近くの宿だそうです。
現在は離れの部屋、井戸など"出る"ところは全て宿の主人に
よって封印されたそうですが、
そもそも稲毛海岸には未だに民宿とかあるのですか?
私、稲毛海岸行ったことないもんで……。