ざっと検索してみたけどどこにもないので。
近所では結構有名なんだけど､流山市の熊野神社のはなし。
小さなさびれた神社なんだけどね。小さな社に向かって右が森で、後ろが急な坂＆竹林で。
まぁ、一昔前のがきんちょとかはよく神社なんかで遊んだもんでしょ？
そこにちょっと大きな木があるんだけど、（生きた木だけど）中が大人も入れるくらいの空洞でね。
かくれんぼかなんかになると、当然子供はそこに入るわけ。
で、ひとりっきりでしーんとした中、鬼が来るの待ってる。
なーんとなく上見上げると、見おろしててるんだって。こっちを。
何が見下ろしてるんだかは忘れたけど。
で、それを見ちゃうといわゆる「あっちの世界」行きになるらしい。
小さかったはずの社はなんかすっごく立派なものになってて、水場のひしゃくで水を飲もうとすると真っ赤な血になってる。
左側に道があるんだけどいくら進んでも進めない。下る階段は下っても下っても終わらない。坂道は崖みたいになってとても進めない。
で、右側の小屋の裏の森に入るとこれまた出られなくて、そこではやけに早く日が暮れて
夜になって朝になって夕方になると出られるんだけど、外の世界では時間が進んでない。
…あんまり覚えてないけど大体こんなとこ。
子供心にあの木の中には決して入るまいと思ってたね。
俺はあの神社で遊んだことはないし、遊んでる奴みたこともない。
けど、そこでヒトダマ見たって奴がやけにいっぱいいるからやっぱなんかあるんじゃないか、と。

ちなみに、ここらへんの土地昔は八木村っていったらしいんだけど、その由来が
その神社にあるらしいんだな。これまた忘れたが学校の郷土史の時間に習ったから確か。
まぁ、何を祀ってるのか知らないけど相当古くからある神社ってことだけは確からしい。

あと、流山の飛血山ってのはココ読んで初めて知った。
けど、市役所の裏って普通に住宅街じゃなかったっけ？そんな怪しいとこではなかった気が。