12年ぶりにミョウケンの仕置き場に行って来た。
2人で行って来たけど、友人がおかしなことを言い出した。
そして「白い人が追いかけてくる」と言って走り出した。
追いかけたけど追いつけず見失った。

辺りは真っ暗で虫の声がすごく、冷静になると怖さがこみ上げてきた。
とにかく車に戻ろうと、来た道を引き返すと、仕置き場に友人がいた。

あぐらをかいて、小さな小皿?みたいなものに、持ってきていたペットボトルのお茶を注いで飲んでいた。
「たかし行くぞ、おいたかし」と何度声をかけてもずっと独り言を呟きながら小皿でお茶を飲んでいる。

持っているライトも点けていない。私がライトで照らさなければ何も見えない状態。
この状況に異様さを感じ車に戻った。
気がついたら辺りは明るくなり始めていた。眠っていたらしい。

まだたかしが戻っていなかったので慌てて車から出た。
すると車の脇に泥だらけのたかしがいた。
あぐらをかいて一点を見つめていた。

話しかけても反応が無いので無理やり車に乗せた。山を降りるころには寝息を立てて眠りだした。
3時間ほどで目覚めたけど、仕置き場についたこと以降のことは覚えていなかった。
遊び半分で行くところじゃないね。