門司の和布刈公園の前の山は、ヤバイと思う。
霊感とか人並みだと思うけど、友と昼間に軽い気持ちで前の公園の方が景色良さそうとか言って、登る事になった。
道も簡単にコンクリートとかで舗装されてて、散歩コースっぽかった。

でも、山路に入った瞬間から足がめちゃくちゃ重い。
でも、友は楽しそうだし、雰囲気壊したく無くて黙ってた。

でも、どんどん足は重くなって我慢出来なくて、途中の休憩が出来そうな所で休む事にした。
そこは、祠みたいになってて、源平所縁の場所だった。
怖くて友に、引き返したい。と言うと、実は自分も足が重いから引き返したかった。と言う。

そこから一目散に降りた。

帰りは、嘘みたいに足が軽かった。

でも、誰かに見られている感じがずっとしてた。
友と「後ろを見るな」と相づちを打ち合い、無言で降りた。

山の敷地から出た瞬間、不気味さも視線も消えた。



二度と近づきたくない。