>>23の続き

俺も、だんだん嫌な予感がしてきたので女の子を抱っこして暗闇の中、路地を引き返す事に

すると背後で人の足音が

振りむくと、ちょっと離れた所にオッサンがいた

俺は「ヤベー!この寺の住職かよ!これは怒られるな」と思ったりもしたんだが、どうも様子がおかしい

住職の割には一言も喋らない

よく見ると真っ暗の中、懐中電灯一つ持ってないし古風な着物、しかも靴を履かず裸足だった

「これはアウト!」

心の中で俺は叫び女を抱えたまま必死で走った

車に着くと車で待ってたツレが「早く!早く!」と言いながら車のドアを開けてくれ(運転席から後部座席を開閉できるミニバンだった)飛び乗ると同時に急発信!

ちょっと走り落ち着きをとり戻した俺は気になる事を運転の男友達に聞いた

「なぜ何も見てないはずのお前がビビってる?」と

友人が一言

「走ってくるお前達の後ろに無数の火の玉がいたんだよ」


終わりです

初めての長文な為に乱文、雑文すまない