>>274
肝試しに来て破壊活動をするDQNも多いし
少し前にあちこちの墓地で墓石を倒される事件もあったもんな

しかし夏休みも明日で終わりか
二学期始まるからか、ダラダラ過ぎていただけの自分の時間がようやく動き出しそうな気がする
思えば学生時代が終わってから十年近く経つんだよな
社会人の夏なんて、頭にあるのは仕事のことばっかりでただ暑いだけの毎日でしかないって思ってた
でも今年の夏は、おそらく人生で一番の夏だったと思う
一番大きかったのはここで知った羆という生物の存在だろうな
スポットに凸する以上、心霊現象を期待してしまうのは当然のことで、
その上もし羆に遭遇してしてしまったらどうしよう?
この夏はずっとそんなことを考えてた気がする
凸することがゴールじゃなく、凸してからがスタートだとは良く言われるけど、
実際に凸して羆との遭遇が現実味をおびたことで、やっとその意味を理解できた
「野垂れ死に」という今までに無かった新しい道が、この歳になって初めて見えたように思う
本当に地味で何もない人生を歩んできたからな
心霊話に付き物の友達も殆どいなかったし、恋人なんてのもいなかった
でもそんなもの無くたって、ここまで来ることができた
物語の主人公とは程遠い少年だった自分が、スポットで真の恐怖を味わおうとしているというのは
なんとも不思議なものだけど―――
今まで歩いてくることができた自分の足を信じて、これからも新しい道を歩んでいこうって思う
今日TKG食べながらジャンプ見てたんだけどバクマンみて一気に探検心が湧いた
自分に欠けていたものは友達でも恋人でもなく、自分と命がけで対峙できる存在、
つまり好敵手だったんだと思う
あと将来を約束した恋人
彼女はホラー漫画家になることを夢見ていて、俺が語り部になって彼女がその漫画化を担当、そして結婚する
その子との出会いは俺が大学生四回生の頃、彼女は小学一年生くらいで、
七年後くらいに俺が稲川淳二並にメジャーになって、その頃には彼女は美少女中学生漫画家になってる
そんで俺と彼女二人の作品は大ヒット、彼女が中学卒業して4月に16歳になって結婚でゴール
とりあえず大学生の頃に彼女と出会っとかないと話にならないから明日神様にお願いしてきます
夏休み、最後の一日の予定は決まった