どのくらい時間がたっただろうか。
もうすっかり明るくなり、俺は帰ることにした。
念のため、俺はあの女がいるか玄関を見てみたが、いない。
よかった・・・と安堵し、俺は帰った。帰り道はAと同じではないので、一人で帰るしかない。
俺は一人暮らしだし、少し帰るのが怖かったが、
朝だから、犬の散歩をしている人とかがいて、安心して帰れた。
そして家が見えてきた。あの女はいない。
そして玄関を開けた。

そこには、あの女が立っていた。

「・・・待ってましたよ」