死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?221
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0462本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 08:34:21ID:qWLsRePB0未だ原因も不明でその後の話を書くつもりも無かったのですが。先週の土曜日にとある事件が
起き、それが以前の話と関係していそうなため、なんら進展はありませんがまたここに書こうと
思います。
今回の話は例の木の見える彼女とその友達が出てきますが、便宜上木の見える方をA美、
その友達をT子とします。
その日の夜、俺は前々日にあった実験のレポートがひと段落したため、そろそろ晩飯でも
買いに行こうかと準備をしていると、携帯にT子から電話があった。
「T子から電話とは珍しいな」と思いつつ電話に出ると、彼女はかなり慌てた様子で俺に
「○○(俺の名前)って前の話本気で信じてる?そこをまず確認したい」と唐突に言ってきた。
俺は意味が解らず「前の話?」と聞き返すとT子は「A美の木の見えるって話!覚えてない?」
と言って来た。
俺はそこで「ああ、あれか」と思い出し「そりゃ信じるも何も、あれだけの証拠見せられたら
信じるしかないだろ、それより何かあったのか?」と聞くと、唐突にT子は「わかった、ちゃんと信じてる
んだね?じゃあ今すぐ私の家に来て、ちょっとやばい事起きてるから…」と言い出した。
何がなんだか解らず「別にいいけど、そもそも俺お前の家知らないんだけど」と言うと、T子は
「じゃあ○○駅の近くにあるファミマで待ってるから」というと一方的に電話を切ってしまった。
○○駅は俺の住んでいる場所から結構遠い、3駅先で乗り換え更に4駅先なので「めんどくせー」
と思いながら準備をして電車に乗った。
その時は俺はこの出来事をかなり軽く考えていた。
1時間ほどでT子が指定した駅に着いた。
初めて降りる駅だったので土地勘が無く、ファミマを探すのに苦労するかな?と考えていたが、
ファミマはすぐに見付かった。
店の前まで行くと、T子の横にA美がしゃがみこんでおり、どうやら泣いているらしい、T子も真っ青
な顔をしている。
事態が全く飲み込めない俺だったが、それでも状況が結構深刻なことだけは2人の雰囲気から
何となく解り、話の出来そうに無いA美ではなくT子に「で、何があったんだよ」と聞いてみた。
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