死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?221
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0001本当にあった怖い名無し
2009/08/04(火) 06:06:42ID:Lrqszb/Y0・長文を投稿する時はメモ帳等で全部書き終えてから一気に投稿しましょう。
・煽り・荒らしは徹底放置・完全無視が基本姿勢。反応するあなたも煽り・荒らしです。過剰 な 自治も荒らしです。
・コピペの際には転載元を提示。2ch以外からのサイトからは許可を取ること。
・感想はOK。ただし叩き、煽りと感想は違います。日頃気をつける程度に、言葉には気を 遣い ましょう。
・次スレは950レスを超えてから立ててください。
・ジャンルや、事実の有無は問いません。
・創作も歓迎です。
・要は最高にこわけりゃいいんです
前スレ
死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?218
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1248761856/
0375本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 19:59:37ID:pvr6N6ti00376本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:02:16ID:fZturptdOつまらねー作り話はやめろカス
0377本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:04:37ID:CVkbtXNg0何番煎じだ
他人の真似してウケ狙うのキモイ
0378本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:08:19ID:pvr6N6ti0昨日は久々に明かりを消して寝れたよw
0379本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:09:38ID:662OUk1TO怖い話が作り話じゃないって妄想が一番怖いよね
0380ロザリー ◆PiGJDrhfQc
2009/08/06(木) 20:15:50ID:1PNB1k+kO0381本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:16:17ID:HlpNwr+Z0午前2時頃何となく港でたそがれてたんだけど、海の方からゴジラみたいな怪獣がやってきた
そいつは港にあがってきて、家や人を踏み潰しまくってた
口から火を吐きまくってて、辺り一面が真っ赤になった
救急車やパトカーが何台もやってきたけど、全部踏み潰されてペシャンコになってた
その後、マスコミのヘリコプターみたいなのがやってきたけど、全部怪獣の手で払い落とされ墜落してた
洒落にならないくらい怖かった
西の方に向かっていったから、たぶん今夜は関西に現れるんじゃないかな
0382ロザリー ◆PiGJDrhfQc
2009/08/06(木) 20:18:51ID:1PNB1k+kOつまんね
0383本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:19:32ID:saFtRIfS00384ロザリー ◆PiGJDrhfQc
2009/08/06(木) 20:20:23ID:1PNB1k+kO0385本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:30:59ID:nwfIKNPl00386ロザリー ◆PiGJDrhfQc
2009/08/06(木) 20:32:35ID:1PNB1k+kO0387本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:34:19ID:nwfIKNPl00388本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:34:31ID:l5aF04bg00389本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:38:47ID:IFWhxaFT0誰か強いのを書き込んでくれ。
0390本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:45:08ID:625hyQu/O0391本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:49:29ID:gbmONJp60コンドーム付けるから入れていい貝?
0392本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 20:58:56ID:slbQ3ewU00393ロザリー ◆PiGJDrhfQc
2009/08/06(木) 21:22:58ID:1PNB1k+kO0394本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 21:39:27ID:qPChRwLI0ko線の車内を発端に体験したとんでもない話を明日投下する
今日は勘弁してくれ 明日する
0395本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 21:54:54ID:cXQjBkkz0楽しみにしてるわ
0396本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 22:09:26ID:laIfTrHe00397911
2009/08/06(木) 22:20:30ID:nwfIKNPl00398本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 22:26:54ID:eluLPtJ100399本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 22:33:21ID:AWm6HK3hO今日書かないなら何で予告すんだよ。
どうせ明日も書かないんだろ。
0400本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 22:55:13ID:fZturptdO「お前の」作り話がつまらないって言ってんだよ
そんな文盲だからつまんねー話しかできないって分かってる?
0401本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 22:57:14ID:RgPo9Lqo0まぁまぁ、そんな拗ねんなって
期待して待ってようぜ
0402本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:32:03ID:saFtRIfS0昨日のスナッフビデオの話も一気に面白くなくなった。
0403本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:41:56ID:hcm4D5OT0いまだにその手のものが流失した話が無い。
あっても巧妙なフェイク。
ウクライナのホームレス虐殺ビデオはガチだけどあれは別物だし。
0404本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:49:08ID:H8Y+D+5nOでも動物愛護とか色々あるし。
牛に喰われるのなら見たけどさ。
0405本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:50:17ID:LDK2Vgzk0ここに投稿しても良いの?
0406本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:51:47ID:nwfIKNPl0これか?見てないけど
http://www.geenstijl.nl/filmpjes/soepkip.wmv
0407本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:52:34ID:cXQjBkkz0いいよ。そのかわり死ぬほど洒落にならない怖い話を頼むわ。ちゃんとした文を書いてくれよ。
0408本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:55:02ID:bGYdF7NuO自分は金魚でもういっぱいいっぱい
0409本当にあった怖い名無し
2009/08/06(木) 23:57:26ID:H8Y+D+5nO残念ながら携帯からだから見えなかったが。
You Tubeでも見れたくらいだから牛に喰われるのはさほどグロくはなかった。
俺の家も昔は家畜とか飼ってて池とか川にばんばん捨てたらしいからなー
0410本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:09:48ID:NXeehLzZ00411本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:15:03ID:NXeehLzZ0いいなー
俺も可愛い幼女の霊にまとわりつかれてみたい
0412本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:16:41ID:zxh4qEh/0数年前、大学院生で修論も出して毎日が暇だった。
そんな時オカ板にハマり、いろんなスレを読んで
見えたこと無いけど幽霊って本当にいるのかな?とか考えていた。
完全に昼夜逆転していたから、
昼の2時くらいに起きてカップ麺を作ろうと台所へ。
台所から玄関のドアが見えるんだけど、
そのドアに付いてる新聞用の郵便受けから
白くて小さい手が出ているのが見えた。
幅は5センチもなく、ふつうの人間の腕が入るような大きさじゃない。
その手は、下から上に向かって何かを探すような動きをしていた。
0413本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:17:36ID:zxh4qEh/0パニックになった俺は、幽霊も怯えると調子に乗るという話を思い出し
2度と来たくなくなるようにビビらせてやろうと思い
玄関の横に置いてあった軍手をはめて
「軍手なら幽霊でも大丈夫!触っても大丈夫!」って言い聞かせて
(なぜ大丈夫だと思ったのか、今では全く分からない。)
手を掴んで思いっきり体重をかけて後ろに引っ張った。
甲高い声で悲鳴が上がった。
俺はあわてて外へ出ると、郵便受けに手を突っ込んで泣き叫んでる子供と
誰かが廊下を走り去っていく音が聞こえた。
大学時代はボクシングをやっていて、腕力には自信のある俺。
子供の腕は抜けなくなっていた。
俺はどうして良いのかわからず、119番に電話をして
救急ですか?消防ですか?と聞かれ、消防です!と答えた
多分、小坊(小学生)です!って言いたかった。
0414本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:19:52ID:zxh4qEh/0救急隊員?が引っ張っても抜けず、やむなくバールのようなもので
郵便受けの穴を広げて手を抜いた。
子供は、鎖骨と指骨折、手首と肘と肩脱臼、靱帯損傷、すり傷多数と重症だった。
俺は警察署で事情聴取。警官は怒鳴りまくりで怖かった。
「やっちまった…ごめんなさい…刑務所かな」とおびえていたら
2泊した後、警察から、その子はカギを開けて親が空き巣に入る
コンビの常習犯だったと言う事を聞かされた。
子供の小さい手を利用して、郵便受けから手を入れてドアノブの鍵を外してたらしい。
どうやらあの時、廊下を走り去っていったのは親だったようだ。
その後、俺は不起訴。
向こうの親とも話したけど、どうしても生活費がなくて
家を追い出され車で生活し、子供の食費を稼ぐため仕方なくやっていたらしい。
空き巣に入ってもお金は、1000円とか最低限必要な分しかとっていなかったとか。
それからどうなったのかは、わからない。
子供が怪我して泣き叫んでるのに、走り去って逃げていく親が怖いと思った。
あの子の幸せを切に願う。
0415本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:19:56ID:0qjksijD0みたい、うpして〜
0416本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:21:25ID:eckBhsn/0今測ってみたらてぃむぽも通らないじゃないかw
0417本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:23:10ID:zxh4qEh/0ヤバいくらい痩せ細ってたから入ったのかな?
ただ、引っ張ったら抜けなくなるくらいにギリギリでは有ったんだと思う
0418本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:28:05ID:9xIQtK/30ぬう、なかなか興味深い話をありがとう
しかし、自分の部屋の郵便受けに手を突っ込んでた
不躾な餓鬼に過剰で怪我させたとはいえ、
警察に2泊3日も拘留されて起訴か不起訴の審議に掛けられちゃうのか・・
法律って一体・・
0419本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:31:34ID:zxh4qEh/0俺の推測だけど
多分俺の「ネットで読んだ白い手の幽霊が来たかと思って、滑り止め付きの軍手をして引っ張った」って
わけのわからない証言の扱いに困ったんだと思う
わざと怪我させたんじゃない、って事を分かってもらうのが大変すぎたw
0420本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:35:24ID:uXWBEVRL0今放送してるのが、じいちゃんと孫娘がバスにのってるやつなんですけど
この間、話の上手い友人に言われてハッとしたんでカキコさせてもらいます。
バスに祖父らしい老人と孫娘らしき幼女が乗っている。
孫娘が老人に「思い出いっぱいできたかなぁ」と尋ねると
老人は優しく「いっぱい貰ったよ」と答える。
そこで幼女の顔が映し出されるというCMです。
これは一見、老人が死んで死後の世界に向かうと捉われてしまいがちだが
実際に死んでいるのは孫娘の方というもの。
祖父が窓際にいて孫娘が通路側に座っているというのは、このバス自体が
精神世界であり、窓際にいるほうが停車ベルを押して相手を死後の世界に
送り出すとも捉えることができます。
それほど怖いCMではないですけど、意識してみると何だか怖く感じられ
るようになります。とくに最後の孫娘の顔が。
他にも、典礼会館のCMはどちらが死んでいるのか解りにくいものが多い
ようです。
0421本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:42:23ID:QljqoIX70実際そういう空き巣のニュースを見たこと有るよ。
0422本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:43:45ID:+9T1m1Sy0俺には師匠と呼べる人がいた。いた、というのは彼がすでに過去の人だからだ。
現在、俺は大学を卒業し、私立探偵になった。私立探偵と言えば聞こえはいいが、
実際は単なる便利屋だ。探せと依頼されたらネコでも探すし、蜂の巣だって駆除する。
浮気調査をすれば金にはなるが精神は弱ってくる。
男である俺は、浮気女性から何でもしますと言われたら、証拠写真だって焼却する。
契約違反だろうと、据え膳は必ず食うべきだと思っている。
そんな俺が私立探偵になった理由、それは師匠を捜すためだ。
パソコンに残されたメモ、そして写真だけを頼りに俺は師匠の捜索に人生を捧げている。
洒落にならないほど怖い体験をしたのはそんな時だった。
0423本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:45:24ID:cvFShqTD0ℳℴℯℳℴℯ〰❤
0424本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:45:29ID:pf9NUeiF0>二人ともちゃんと投下と書いてある。
その「こちら」というのはこのスレじゃないだろ下の掲示板に投下した、って事ぐらいの読解力もないの?
どっちにしろこの二つの話自体このスレでは読めないことぐらい分かるだろ?
そのうpロダから落とさないと読めない。
これが重要なんだよ。
>ロダからDLできる上にまだ読める。
もうこの時点でこのスレとはかけ離れてる。DLできなくなったら読めないって事じゃん
うpロダに上げられた話とこのスレに投下された話をなぜ一緒に扱うのか?
>自分が間違ってるのに気が付いてないのに噛みついてる時点で
誰が正しいとか間違ってるとかの問題じゃないんだよ
要は「このスレで話が読めたかどうか」だよ。よそのサイトに行ってDLしないと読めない話が
なんでここに投下された話って事になるんだよ
最後にもう一度言うぞ
「このスレで読めたかどうか」だ
0425本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:49:31ID:Naoy6Pcy0>>191がお前ならもう書き込むなって('A`)
0426本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:51:40ID:44e+UlxX0空気嫁。どんだけしつこいねん。
0427本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:54:27ID:ls427oGa00428本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:54:49ID:LAx/AZFh0お前、つまらん、とかスレチ、って散々言われてるのに
気づけないほど読解力ないのか?
0429本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 00:55:07ID:HECuXjOS0ものすごく邪魔なんだけど
こんな奴らより廃墟来てくれ
0430本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 01:00:58ID:cvFShqTD0死ねよ糞野郎
0431本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 01:18:02ID:OjAptSahOA「こないだB廃墟に恋人と行ってきてな。」
俺「マジかよ、あそこに行った女は必ず死んでるらしいぜ。お前、男で良かったな。相手は無事か?」
A「ああ、全然大丈夫だった。ホント男で良かったよ。」
0432本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 01:51:52ID:z6+qIgbn0アッー!
0433本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 02:10:55ID:K94YH2uE0や ら な い か
0434本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 03:16:25ID:CNZ5mZ3lO俺の家は普通の住宅街にある二階建てだ。ちょうどその頃の俺は生活習慣が悪く、朝方に寝て昼に起きるという過ごし方をしていた。夜遅くまでテレビを見て深夜1時くらいに風呂に入るような日が多かった。
ある日またいつものように1時半までテレビを見て眠い中風呂に入った。上がったのは2時前で眠いのでジュースを飲んですぐに頭をドライヤーで乾かしていた。
すると同じ一階から「バン バン」という音が聞こえた。
ドライヤーの音ごしだったのであまりよく聞こえなかったが親は二階でとっくに寝てるし不審に思ってドライヤーを止めてしばらく耳をすましたが何も聞こえない。一応一階を見て回ったがなんら変わりはなくその日は気にせず眠りについた。
0435本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 03:19:21ID:s9jeg8rn00436本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 03:32:00ID:eaedXRVq00437本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 03:34:42ID:CNZ5mZ3lOその数日後、その日も風呂から上がったのは2時過ぎ一階の電気も全て消して髪を乾かしていた。するとまた「バンバンバンバンッ」と聞こえた。
聞き覚えのある音にすこし怖くなったが親父が蚊を殺す時すごく激しく叩いて殺すので二階で蚊が出たのかなとも思ったので見回りだけして寝た。
その数日後、その日もいつものように遅い時間に風呂に入り髪を乾かし終えて歯を磨いていた。
「バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン」
また聞こえた。いままではドライヤーの音で聞こえなかったのか「ざー―――――」という音も混じっている。聞いたことのない鮮明な音に恐怖心が半端じゃなくなった。
その音は明らかにリビングからしていた。性格上怖いが確認せずに寝るなんて不可能だ。もしかしたら泥棒かもしれないし静かに真っ暗なリビングに入った。
0438本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 03:42:43ID:eaedXRVq00439本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 03:54:44ID:q8M7kVRrO0440本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 04:02:55ID:CNZ5mZ3lOそこには暗いリビングがあるだけでなんの変哲もない。すこしほっとした時に天井から
「バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン」、「ざー――――――――」と音が鳴った。死ぬかと思った。しかし二階で鳴っているのでやはり親かと思ったがリビングの上の部屋は俺の部屋だ。誰もいない俺の部屋で誰かがうごめいていると思ったら怖くてたまらなくなった。
もうとてもじゃないが自分の部屋では寝れない。とりあえずリビングで寝ることにした。しかし恐怖心で寝るなんて不可能だったのでとりあえずテレビを見て落ち着こうと思い電気をつけた。やけに誇りが舞っていると思いふと天井を見た。
そこには大小様々な大きさの手形と指で天井を隅から隅までなぞった痕が無数にあった。
天井はしばらく掃除をしておらず埃がたまっていたのだがそこに綺麗に手形が浮き出ていた。俺の真上でこんな気持ちの悪い現象が起きていたと思った瞬間尋常じゃない悪寒がはしり直ぐに二階に逃げ込んだ。
その後意味のわからない吐き気に何度も自分の部屋で吐いた。
それから俺は1時には必ず寝るようにしている。今考えると音が聞こえたのは深夜2時を過ぎても一階にいるときだけだった。丑三つ時とは本当にあるのだと思った。
携帯から亀+駄文失礼しました。
0441本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 04:47:20ID:z6+qIgbn0じゃなきゃ怖いがな。
0442本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 04:48:45ID:syKv9N31O0443本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 04:58:17ID:asydfJfUO0444本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:20:33ID:NXeehLzZ0何も理解してないんだな。馬鹿か。
0445本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:25:24ID:9oAbFW740その日は何とか捕まえ外に投げ捨てた。
次の日、またカナブンが出た。
ブンブン飛んで逃げ回るが親に協力してもらい捕獲→外に逃がす。
んじゃまた次の日来たのさ。
3匹目?いや全部同じ色してるから同じ奴かと思えた。
もう気持ち悪くてさ・・・いくらお盆が近いからって3回も戻ってくるとか何か言いたいのか?
生まれ変わりとか信じないが3回もしつこすぎる、俺の白い液でも吸いにきてるのかよ。
0446本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:27:14ID:NXeehLzZ0おそらくマドハンドの仕業だな。
うまく全滅させれば一気にレベル上がるぞ。
0447本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:28:16ID:9oAbFW740部屋の窓開けずクーラー。壁に穴とか開いてないのにどこから来てんだよ・・・
0448本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:37:50ID:NPWNU1r00一人称は「ボク」
@このときのボクは小学生だった。
頬を誰かに叩かれた。気がつくと、知らない学校の教室で、監禁されていた。
確か、友達とゲームをして、家に帰る途中だったと思う。
まだ目の前がぼやけている。
窓からはオレンジ色の西日が差し込んでいた。
教室といっても、どこかの準備室のような、物置のような、
とにかく隅っこに追いやられ、使われなくなった印象を受ける。
事実、ボクと、彼らの声しか聞えない。
いまここで叫んでも、だれの耳にもその声は聞えないであろうことが想像できた。
ドSな中学生女子とドMな中学生女子。
ドSな女子はドMな女子をひっぱたく。
ドSな女子は笑っていた。ドMな女子はいろいろ酷いことをされていた。
ドMな女子にはいっぱい傷跡やアザがあった。
彼女たちは主従関係にあるようだった。
ドSな女子の言うことは絶対だった。
そして見張り役がいた。どういうわけか、ゴジラの着ぐるみを着ている。
そしてもう1人、男の子がいた。
ボクよりは年上のように見える。
彼はガラクタが取り囲む、教室の真ん中の椅子に座っている。
いや、座らされている。後ろ手にしばられている。
ふだんからいじめられているようだった。
縄が解かれ、彼が3人に連れて行かれる。姿が見えなくなってしばらくして
悲鳴が聞えた。
戻ってくると。酷い傷とアザがいくつもついていた。
ドS女子は、笑っていた。
殺される。
そう思った。彼が、彼というオモチャが使い物にならなくなったら確実に、次はボクだ。
0449本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:38:42ID:dCzegMOf0いくらでも入るとこはあるさ
ゴキブリだってネズミだって穴なくても出るとこは出る
夏休みなのになんで引きこもるんだもったいないw
0450本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:39:01ID:NPWNU1r0030代くらいの女性だった。
はじめ、中学生の制服を着ていたし、夕日の逆光で顔がよくわからなかった。
彼に一緒に逃げようと言った。
でも彼には言葉が通じなかった。精神的ショックか、どうなのかはわからない。
落ち着いてみると、見張り役であるゴジラの行動に規則性があることがわかった。
女子2人がいなくなると、しばらくしてゴジラは教室から出て廊下に出る。
そしてその階を一周するとふたたび戻ってくる。
脱出するチャンスがあった。
そのチャンスを、恐怖に押しつぶされそうになりながら、静かに待った。
その間、男の子は何度も連れて行かれ、誰も居ない廊下に悲鳴がこだました。
そして、ドS女子、ドM女子、ゴジラ、3人がいなくなった瞬間がおとずれた。
傷とアザだらけの、彼に言った。幸い、もう椅子に縛られてはいない。
逃げよう。
手を引っ張ったが、彼は立てなかった。恐怖で立てなかったんじゃない。
足が、ぐちゃぐちゃになるまで壊されていた。
ボクは逃げた。殺されたくなかったから。
彼のように、あんなになるまで、ぶたれたくなかったから。
どこをどう逃げたのかはわからない。ただ、残してきた彼が心配だった。
その後、彼がどうなったか知らない。そして
ドS女子、ドM女子、ゴジラ、3人がどうなったかも知らない。
心に膜が張ったように、ねっとりとした暗い記憶だけがボクを覆った。
それだから、監禁事件のことは、友達はおろか、家族にも言えずにいた。
むしろそんな記憶は、もとからなかったものと思い込みたかった。
0451本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:40:51ID:NPWNU1r00ボクは、中学一年生になった。
ボクには、弟と姉がいる。
母親はいるが、父親は居ない。母子家庭だ。
家は二階建ての一軒家で、
洪水対策としてレンガ作りの階段を昇った上に玄関がある。
洪水などで浸水を防ぐためだ。
一階分よけいに高くなっているぶん、見た目では3階建てくらいの高さに見える。
ちょうどその日は夏休みで、弟と姉と、ボクは家に居た。
母親は出かけていた。
昼過ぎ、とつぜん家のチャイムがなった。
姉が出る。ドアの向こうには
仮面の男が立っていた。
手には刃物が握られてた。
男がズカズカと家の中へ入ってくる。
そしてそのまま、床の間にふらふらと立っていた。
男は異様ないでたちだった。
黒いスーツ姿で、背が高い。肉がついてないというか、骨だけに見える。
何よりも異様なのは、仮面だった。色鮮やかな線で描かれたそれは、
歌舞伎役者のようでもあり、ときどきテレビなんかで見る南国の部族の仮面のようだ。
その半分より少し上にぽっかりと黒い穴が二つ浮かんでいる。
そのおくには人間の目があるはずなのだが、ボクは確認することが出来なかった。
そもそも、その男を凝視することが怖かった。
顔はむこうを向いているのに、よどんだ視線が肌に突き刺さる。
見てる。家の中すべてを。ボクを。姉を。弟を。
0452本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:42:32ID:NPWNU1r00そして家のものを片っ端から壊し始めた。家具や、本棚や、ラジカセや・・・。
姉は恐怖に震えながら、弟を連れ、二階へ逃げた。
ボクはその場にうずくまり、固まってしまった。
男は、家のものすべてを壊していく。
その光景を見ているうちに、ボクたちの、家族の記憶が壊されていく気分になった。
いや、家族の記憶が犯されていく。吐き気と同時に、どうしようもないくらいに
悲しい気持ちが襲ってきた。
いままで築き上げてきた、記憶が、けたたましい音をたてて壊されていく。
ああ、小学校の頃に描いた絵画コンクールの絵、決して上手くはないけど
姉と母親は褒めてくれた。そのころはまだ父親は家にいたっけ。
その絵はいま男の足元でゴミ屑になっている。
母親が育てていた観葉植物、弟のゲーム機、ボクのパソコン、姉の卒業アルバム・・・
もう、一度壊したら元には戻らないだろう。それらはいま、粗大ゴミ同然となって空中を舞う。
ただの土に、ただのガラスに、ただの電子部品に。
すべてが壊されていく。家のものすべてが。
男はひととおり壊し終わると、玄関を開け、外に出た。
外には母親が育てている植木鉢、そしてインコとジュウシマツの小屋がある。
彼は植木鉢を持ち上げ、次々に放り投げていった。
アイツだ。
そう思った。数年前の、あの監禁事件のアイツ。
いじめられ、虐待されていた彼。ボクはひとり、彼を残して逃げてきてしまった。
彼は生きていた。そして、彼は、アイツは、残して逃げたボクのことを恨んでいるんだ。
あれだけの虐待、目的はなんだったのかわからないけど、受けた人間は確実に発狂する。
それくらい酷かった。
そのなかでも、ボクのことを覚えて、追ってきていたんだ。
その証拠に、よくみると男の足が変な方向に曲がっている。
ぐちゃぐちゃに壊された足が、数年たって治ったんだ。
0453本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:44:36ID:NPWNU1r00いや、待て。家のものが壊され、壊すものがなくなったら?
次に何を壊す?
真っ先に、「人間」の文字が頭に浮かんだ。
逃げなければ。
ヤツは知ってる。どんなことをすれば人間は壊れるか。発狂するのか。
自分がそうされたのだから。
もう無意識だった。開いた玄関から思いっきり飛び出した。
男が気づいたのだろう。奇声が聞える。
玄関を出てレンガの階段を下りると、自転車が置いてあった。
そういえば、昨日から出しっぱなしだった。
自転車に乗り、全速力でこいだ。後ろを振り向くと、男が追ってきている。
男の足どりはおぼつかない。でも、この自転車のスピードについてきている。
いやむしろ、自転車より速い。
必死で、必死でこいだ。男の声が聞えなくなった。
後ろを見ると、男の姿は消えていた。
まだ手が震えている。気持ちを落ち着かせようと深呼吸した。
息がととのい、鼓動がいつものスピードに戻った頃、ようやく冷静に考える余裕ができた。
まだ家にヒトがいる。
恐怖だった。あのころの、監禁事件を思い出す。彼は無事だったのだろうか。
でも、でも、いまはこのまま逃げるわけにはいかない。
姉が、弟が、まだ家の中に居る。家族を見殺しに出来ない。
正直、あのねっとりとした暗い記憶を思い出したくはなかった。
家にも戻りたくなかった。鼓動がしだいに激しくなる。
おそるおそる、周囲に気をつけながら家に近づいた。
昼過ぎの平日。住宅街は不気味なくらいに静かだ。
自分の家の中で大変な自体が起きているなんて、誰が想像できるだろう。
隣人に助けを求めようと思った。男に気づかれないよう、隣の家のドアをたたく。
頼む。出てくれ。
0454本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:46:18ID:NPWNU1r00でも、いまの自分には助けを求めることしかできない。
家族を助けるには、これしかない。
頼む、出てくれ。
ドアが開いた。隣人の顔が半分、隙間から覗く。
隣人も、男が出す奇声と破壊音に異常を感じていたらしい。
すぐに警察に通報してくれた。
反対側の隣人にも協力をあおいで、警察の到着を待った。
姉と弟が気がかりだ。
ほどなくして、警察が現れ、家の中に突入していった。
外には数人の野次馬が集まっていた。
男は逮捕され、姉も弟も無事だった。
二階でどんなことがあったか、姉に聞こうと思ったが
姉の怯えようを見て、その質問はぐっと喉の奥にしまいこんだ。
家族が負った精神的ショックは計り知れない。
0455本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:46:54ID:tdqqVlIhOなかなか興味深いな〜こないだ親戚が亡くなったんで念仏やったよ。
近所や知り合いが皆で来てとにかく数珠を回すやつ。
別になんとも思わなかったけどもっと田舎のほうなのかな
いわゆるナニャドヤラで有名な地域だけど
0456本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 05:48:29ID:NPWNU1r00男がその後どうなったか、ボクも家族も知りたくなんかなかった。
ふと道端で話を聞いてしまった。彼は精神を病んでおり、刑務所には行かなくていいことになるそうだ。
それだけでも嫌なニュースなのに、もうひとつ気がかりなことを聞いた。
犯人は女性であったこと。
アイツはいったい誰だったのだろう。ホントに監禁事件の彼なのだろうか。
それとも、あのセーラー服姿の女?ゴジラの着ぐるみを着ていたヒト?
ただ単に偶然ボクの家が襲われただけ?
姉が一度、あのときの事件について重い口を開いたことがある。
アイツは二階でこう叫んでいた。「なんで逃げた?なんで逃げた?」
そしてボクの名前を連呼していたという。
「なぜ逃げた?」だけだと、人物の特定が難しい。
監禁していた人間とも考えられるし、一緒に監禁されていた人間とも考えられるからだ。
あれから数年たった。
ボクは家の前をうろうろする女のヒトを、よく見かける。
背が高い。犬を連れて、黒づくめの服を着ている。足取りはおぼつかない。
考えすぎだとは思うけれど・・・。
いまもどこかで普通に暮らしているのかと思うと、ゾッとする。
アイツも、そしてアイツとボクを監禁したヤツらも。
アイツらは、いまどこからボクを見ているのだろうか。
これで終わり。長くてすまん。
いやでもホント目覚めて動悸と震えが止まらなかった。
次寝るとき夢の続きをみちゃいそうで寝れないよw
0457本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 06:22:36ID:dFAvptkLO仰向けに寝てる俺の顔目掛けて無数の腕が伸びてくんのよ
俺寝相が悪いもんで、起きると頭が反対向いてるなんてのはしょっちゅう、北に頭が行く度に毎回跳び起きる羽目になる
昔はそんな事なかったのになぁ…
0458本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 06:55:24ID:9972VnUR0そこはチェーン店ながらに結構ユルいところで、
休憩時間とか勤務中に勝手にコーヒーやらドリンクを作って飲むのが容認されてた。
だから休憩に入る前とか上がる前とかに好き勝手に自分好みのドリンクを作っちゃうわけだけど、
自分はコーヒーショップに勤めてる割にコーヒーがあまり飲めないたちだったので、
ミックスジュースとかフルーツジュースとかをいろいろと混ぜてキンキンに冷やして飲むのがお気に入りだった。
お気に入りって言っても、いつも自分で作っていたわけじゃなかった。
バイト先の古株の先輩がすごく優しい人で、いつもその先輩が休憩時間と上がる時間になると
「疲れてるだろ?」と特性のミックスジュースをわざわざ朝の早い時間にミキシングして作ってくれていた。
なので自分でまかないドリンクなんて作ったことは一度もなかったんだけど、
ある日たまたま時間より早く出てきてしまったときがあって、
そのときふと「そうだ今日ぐらいお返しに先輩にドリンクを作ってあげよう」と思いミキサーのある台のほうへ向かった。
その日は先輩と自分しかシフトに入っていない日で、朝の掃除も終わったことだし
ちょっと美味いジュースでも作って驚かせてやろうと思っていたわけだけれども、
ちょうど扉を開けようというときにミキサー台の方からミキサーが回転する音が聞こえてきた。
どうやら先輩に今日も先を越されてしまったようだった。
ちょっと悔しくなってドアガラス越しに先輩を観察することにした。
あのおいしいまかないジュースが何と何で出来ているのか知りたかった。
すると先輩は、ドアの向こうで不思議な行動をとり始めた。
なにやらフィルムケース?から取り出した液体をミキサーに入れたり、ぶつぶつミキサーを覗き込んで独り言をつぶやいている。
すると、身を乗り出してミキサーを覗き込む先輩の口からぽとぽとと何かがミキサーに落ちた。
ミキサーが回る。ぽとぽと。お構いなしにミキサーは回る。ぽとぽと。
一瞬言葉が出なかったが、たまらず扉を押し開けた。
0459本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 07:36:49ID:5Ao+4dLL0先輩は今まさにミキサーに自分の唾液を入れているまっ最中だった。
「あ……おはよう○○」
「いや、なにしてんですか?」
「え…お前のジュース作って…」
「は?それいつもくれてるジュースじゃないですか!何してんですか!いっつもこんなことしてんですか!?」
「……」
先輩は黙った。
「何なんですか?てかこれなに?なにやってんですかまじで?」
ミキサーの傍らに立ててあるフィルムケースを取り上げると。嗅いだ事のある匂いがふわっと漂った。
フィルムケースの中を見る。色といい臭いといい、どう考えても精液だった。
先輩はこっちが泣きそうになっているのをよそに、すごく申し訳なさそうな顔をして、
「ごめん、好きだったから……
でさ…あの…○○、今フリーでしょ?付き合わない?」
にこっと笑った
絶句した。あんな気持ち悪いことをしておいてこの状況でこのセリフ。今更だけどこいつは頭がおかしいと思った。
何より数ヶ月もこいつの体液入りジュースを喜んで飲んでいたかと思うと吐き気より先に眩暈がした。
しかも俺は男だ。
その日付けでバイトは辞めた。もうあそこには近付いていない。
0460本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 07:53:41ID:GjhEFGO1O0461本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 08:10:48ID:RwCSdjGX0うわあ、これたまらん
先輩以前に店で出てくるものすら疑わしくなる
0462本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 08:34:21ID:qWLsRePB0未だ原因も不明でその後の話を書くつもりも無かったのですが。先週の土曜日にとある事件が
起き、それが以前の話と関係していそうなため、なんら進展はありませんがまたここに書こうと
思います。
今回の話は例の木の見える彼女とその友達が出てきますが、便宜上木の見える方をA美、
その友達をT子とします。
その日の夜、俺は前々日にあった実験のレポートがひと段落したため、そろそろ晩飯でも
買いに行こうかと準備をしていると、携帯にT子から電話があった。
「T子から電話とは珍しいな」と思いつつ電話に出ると、彼女はかなり慌てた様子で俺に
「○○(俺の名前)って前の話本気で信じてる?そこをまず確認したい」と唐突に言ってきた。
俺は意味が解らず「前の話?」と聞き返すとT子は「A美の木の見えるって話!覚えてない?」
と言って来た。
俺はそこで「ああ、あれか」と思い出し「そりゃ信じるも何も、あれだけの証拠見せられたら
信じるしかないだろ、それより何かあったのか?」と聞くと、唐突にT子は「わかった、ちゃんと信じてる
んだね?じゃあ今すぐ私の家に来て、ちょっとやばい事起きてるから…」と言い出した。
何がなんだか解らず「別にいいけど、そもそも俺お前の家知らないんだけど」と言うと、T子は
「じゃあ○○駅の近くにあるファミマで待ってるから」というと一方的に電話を切ってしまった。
○○駅は俺の住んでいる場所から結構遠い、3駅先で乗り換え更に4駅先なので「めんどくせー」
と思いながら準備をして電車に乗った。
その時は俺はこの出来事をかなり軽く考えていた。
1時間ほどでT子が指定した駅に着いた。
初めて降りる駅だったので土地勘が無く、ファミマを探すのに苦労するかな?と考えていたが、
ファミマはすぐに見付かった。
店の前まで行くと、T子の横にA美がしゃがみこんでおり、どうやら泣いているらしい、T子も真っ青
な顔をしている。
事態が全く飲み込めない俺だったが、それでも状況が結構深刻なことだけは2人の雰囲気から
何となく解り、話の出来そうに無いA美ではなくT子に「で、何があったんだよ」と聞いてみた。
0463本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 08:35:03ID:qWLsRePB0口では上手く説明できないからとにかく見て欲しい、テレビの故障とかじゃないと思う」という。
何か漠然としすぎていて要領を得ないが、内心俺は「たぶんA美に色々あったから、テレビの
故障か設定ミスを大げさに考えすぎたんだろうな」と勝手に解釈し、まだ泣いているA美の手を引っ張り
歩いていくH子の後を着いて行く事にした。
現地につくとそこはマンションだった。
T子はそこの3階で独り暮らしをしているらしい。
マンションのエレベーターに乗ると、T子に慰められていたA美はやっと泣きやみ、一言「変な事で
呼び出してごめん」とだけ言って来た。
部屋の前まで来ると、T子がとりあえず中のテレビの様子を見てきてくれという。
流石に女の子の部屋に1人で上がりこむのは躊躇われたので「いいのか?」というと、「見なきゃ
説明できないでしょ!」と言うので、しかたなく一人で入りテレビの場所へ向かった。
部屋に入るとテレビがついており、一見すると特に変わった様子は見られない、余程慌てて
出てきたのか、食べかけの食事がテーブルの上にあるが、特にそれ以上なにかあるように見えない
ため、俺は玄関にいる2人に向かって「何も無いけど?」と聞いてみた。
するとA美が「テレビを良く見てみて、そうすれば解る」と言って来た。
仕方なくテレビの画面をもう一度見てみるとおかしな事に気が付いた、テレビでは何かバラエティー番組らしき
ものがやっているのだが、その映像に重なる形で別の映像が映っている。
始めは画面の映りが良くないのかと思っていたが、そうではなくよーく注意してみると薄っすらとだが森?か林?
のような場所を大勢の人が奥に向かって歩いていく映像である事が解った。
俺はちょっと気持ち悪いな…とは思ったが、まあテレビの混線か何かだろうとチャンネルをいくつか変えてみたが、
どこでもやはり同じように画面に薄っすらと同じ映像が映りこんでいる。
更におかしなことに、混線ならば「その映像」が映っているチャンネルもあるはずなのだが、どこにチャンネル
をあわせてもそのような番組がやっている場所が無い。
0464本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 08:35:50ID:qWLsRePB0ちょっとビビり始めた俺は、ひとまずテレビの電源を切ろうとリモコンのスイッチを押してみた。しかし、なぜか
テレビの電源が切れない。
それならばとテレビ本体の主電源を押してみたのだが、なぜかそれでもテレビは消えないうえに、おかしな事に
テレビの主電源の横のランプは点いてすらいない。
俺はかなり混乱し始め、「これは電源か何かの故障だ」と自分に言い聞かせながら、今度はテレビ本体の
コンセントを抜いてしまう事にした。
が、そこで俺は「うわっ!」と声をあげてしまった。
コンセントが刺さっていない…
コンセントはテレビやDVDプレーヤーなどの電源が刺さっているタコ足ごと抜けている。
もう何がなんだか解らず完全にパニックになった俺は、玄関にいる2人に「なんだよこれ?」と聞いた。
するとT子は「だからおかしいって言ったでしょ、コンセント抜いてもついてるんだよ、どうすればいい?」
と言う。
どうすれば良いと言われても俺にもどうしたら良いのかなんて解らない。
女2人に一応頼られている手前、俺としても良い格好したいのはやまやまだが、電源が抜けているにも
かかわらず映像を映し続けるテレビなどと言うものをなんとかする知識は俺には無い。
パニックで嫌な汗をかき始めていた俺は、ハッとある事に気付いた。
さっきアンテナ線を抜いたら、少なくとも映像は消えたような…
そこで俺は急いでテレビの裏手に回るとアンテナ線をいっきに引き抜いた。
すると一瞬ザッ…という音がしたあと、どことなく機械的な、低く抑揚の無い男の声のような
ああああああああああああああああああああああ
という音が数秒続いた後、テレビは「ブツンッ!」という音と共に電源を落としたのと同じ状態になった。
テレビの前でしりもちをつき、暫らく放心状態だった俺は、A美とT子の「どうなった?大丈夫?」
という声で我に返り、一応消えた事を伝えた。
その時は2人を不安にしてもいけないと最後の「声」の事はその場では言わなかったが。
0465本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 08:36:53ID:qWLsRePB0テレビがあの状態になったとか。
最初は俺と同じように画面の映りが悪くなっただけかと思ったが、徐々に何かが見え始め、それが
森か林の中を歩く人の列だと気がついたため、俺と同じような対処をしたが全く消える気配がなく、
それどころかだんだんと元の映像よりも森の中を歩く人の姿の映像のほうがはっきりしてきたため、
怖くなってマンションを飛び出し、A美の問題の事情を知っている俺を呼び出したという事だった。
T子のテレビなのだが、月曜日に俺とA美も立ち会って復旧させてみたところ、普通に何の問題も
なく「あの映像も映らずに」ついたため、多分もう問題ないのだと思う。
A美には俺とT子が「過去に似たような事はあったか」聞いてみたが、A美の覚えている限りこんな
出来事は一度も無いとか。
ちなみに、なぜ木の話と関係があるかもしれないと最初に書いたかと言うと、翌日電話でA美から
聞いたのだが、最初に2人が見ていた番組、テレビに映っている「出演者全員に木が生えていた」らしい。
以上です。
特に何の進展もなく、なぜこんな事が起きているのかも全く解らないため、本来は「その後の話」
など書くつもりはなかったのですが、あまりにも不可解な出来事が起きたためここで報告させて
貰いました。
04661/3
2009/08/07(金) 08:51:17ID:oF9h2Cnd0大学時代ちょっとマニアックな専攻だったんで多少マニアックな言葉が出てしまうかもしれない。すまんこ。
一応砕けた形では書く。
数年前、俺は某国公立大でテキスタイルデザイン(布地とか染色、繊維素材の勉強)やってた。
特に俺は機織り(鶴の恩返しのあれの洋物版)が大好きで、織りの課題ともなると染めやプリントよりも
ずっと熱中して作業が出来たし、作品へのこだわりもそいつらより明らかに強かった。
自然と課題制作には時間がかかって、締め切りともなると連日テキスタイル実習室に泊り込むことが多かった。
友達は皆クーラーが効いてない蚊だらけの部屋で作業するのを嫌がって、遅くても22時頃には
帰ってしまうから、深夜から助手のおねえさんが来る朝8時くらいにかけては大体俺一人で作業していた。
3回生の前期末、やっぱり俺は泊り込んでいた。
教室の中でもひときわ大きい、一番奥にある機にはPCが繋いであって、海外の織り専用のソフトを使って
手作業では不可能な変わった織り方をすることが出来るようになってるんだが、その時俺はその機を使っていた。
午前1時過ぎくらいだろうか、さすがに眠くなってきたから2時間ちょい程度仮眠しようと思って
携帯のアラームを3時にセットして床に布をしいて糸を詰め込んだ袋を枕にごろ寝した。
(なんせテキスタイル実習室なもんで、先輩が放置していった要らない布や糸が山ほどある)
暑さと精密作業で疲れていたせいかすぐに眠れた俺は、携帯のアラームが鳴る3分前にバッチリ目が覚めた。
つってもまだモチベーションは戻ってなかったから、準備運動したり、顔を磨いたり、繋いだPCでエロ動画見たり
ちょっと下半身露出したりしてリフレッシュし、さあやるか!と気合を入れて機に向かった。んだが
そこに架かってる見慣れた「作品」の色使いが、なぜかかなり暗く変化していて、思わず「はぁ…?」と声を出してしまった。
そして、なにかあったのかと慌てて駆け寄って間近で見て、更にビックリした。
04672/3
2009/08/07(金) 08:53:25ID:oF9h2Cnd0毛足の長い素材なんか使ってないし、なにより俺は黒を使ってない。
夜中のハイテンションで豪胆になってた俺は、そいつを引っ張り出してみた。それは比較的硬くて太く、縮れていて
なんだか正直…陰毛っぽかった。
陰毛なら良かった。間抜けさで恐怖心もちょっとはまぎれる。しかし、かなり長くて引っ張り出せないものがある所を見ると
これは髪の毛のようだった。陰毛のような凄い癖毛で、ひどく痛んでるのかぶちぶち切れる。
そこで初めてゾッとした。こんなことできるわけがない。毛は横糸として織り込まれているんじゃなかった。
縦糸と縦糸の間に、挟まれる形で毛は入っている。俺の作品は横糸がギッチリ固く詰め込まれていて
織りあがった織物に、縦方向に繊維を挿入するのは繊維の柔軟性やもろさから考えて不可能だ。
絶対に不可能だ。
なんなんだこれは。
怖いのと、どうすればいいのか分からないのとでパニックになった俺は、ひたすらそれを毟り取っていった。
完全に抜け切らず、ぶちぶちと切れる髪の毛が床に散り、作品に食い込んでる分も必死に取ろうとした。
その瞬間、手にかなりの痛みが走って思わず両手を見た。
俺の両手のひらに、蚯蚓腫れが出来て、所々黒いものが縫い目のように出ている。
今、俺が引っこ抜いてた、あの髪の毛で。
そこからはもうパニックだった。見回りの警備員さんの巡回を待たずに外に飛び出して、情けない話だが泣きながら
真っ暗な学校中を走り回って探した。だだっ広い敷地内で、その上巡回ルートを知らない俺はついに警備員さんと
めぐり合うことはなく気が付いた時には他学部の棟の入り口でガタガタ震えていた。
既に夜は明け始め、光に気が付いたセミがわんわん鳴きだしていた。
どうしても実習室に入れないでいた俺は、助手のおねえさんが来るのを待ち、とりあえず説明はおいておいて
(信じてもらえるはずもないだろうし)中を見てもらった。
特に異常はないよ、と言われて恐る恐る機を見ると、確かにそこには見慣れた作品が、異常なく架かっていた。
が、俺の手のひらは相変わらずズキズキと痛いし、あの毛も相変わらず半透明な皮の下に食い込んでいる。
04683/3
2009/08/07(金) 08:54:47ID:oF9h2Cnd0(当時ちょっと好きだったのだ)
その足で下宿へ帰って、自分で皮を切り、毛抜きで毛を引っ張り出した。
両手のひらから出てた毛は合計30pほどにもなり、普通に捨てるのも怖かった俺は、近くの大きな用水路に
そいつを焼いて流した。あとは野となれ山となれだった。
別にその後は何もなかったし、手の傷もしばらくして治った。
何が一番嫌だったって、歳のはなれた弟が、似たような目に遭っていたのが一番効いた。
弟も俺も霊感はない。というかアンチ心霊派(しかしオカルトは好き)なのだ。
今会社でミリナリー(帽子とか頭につける服飾品全般)を担当してるから嫌でも思い出す、
俺の大学時代の黒歴史的な思い出です。
長々とすまん。
0469本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 09:24:32ID:KrgQLMiz0H子が原因だな。
0470本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 10:00:03ID:wqWafnpI0俺は、居酒屋で友達のA、Bと飲んでいて、結局Bの家で飲み明かすことになった。
Bの家は居酒屋から結構遠くて、歩いて20分くらいかかる。
歩いて行くと背筋が急に寒くなり、後ろを見ると喪服?みたいな服を着た女がなんだかこっちを見ていた。
時刻は真夜中の1時過ぎ。
俺はなんだか怖くなって、AとBに
「おい、後ろに女いるだろ?ずっと見てんだよ。怖くね?」
って聞いたら、二人とも
「ん?何?いないじゃねえか」
って言う。
でも確かにいる。
俺はますます怖くなり、その女が見えなくなるところまで歩いた。
そして、Aの家に着いた。
・・・・・
よく見ると、玄関の前に誰か立ってる。
0471本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 10:03:58ID:3juU7bmOO0472470
2009/08/07(金) 10:19:41ID:wqWafnpI0ものすごい形相だった。
「おい、B!お前の家の前に女立ってるぞ!知ってる奴か?」
「あ?さっきからどうしたんだお前・・・大体女なんて立ってないだろ」
確かに立ってる。
こっちを見ている。
ものすごい形相で。
そう思ってる間に、Bの家に着いた。
女との距離は50cmくらいだ。
俺は真っ先に家に駆け込み、ゼェゼェ言っていた。
「おい、お前どうした?まぁ、とりあえず横になってろよ」
とのんきに言うA。
そして、俺はふと気づいた。あの女を最初に見た道は人二人がやっと並んで歩けるくらいの幅で、人がいたら普通に気づくはずなのだ。
そしてあの道はやけに足音が大きく響くので、後ろから誰かが来たら分かるはずなのだ。
そう考えてるうちにますます怖くなり、怖さを紛らわそうと酒を飲んだ。
0473本当にあった怖い名無し
2009/08/07(金) 10:20:52ID:i5Cc2Jsn0それともAの家に途中よったのか?
0474472
2009/08/07(金) 10:29:41ID:wqWafnpI0もうすっかり明るくなり、俺は帰ることにした。
念のため、俺はあの女がいるか玄関を見てみたが、いない。
よかった・・・と安堵し、俺は帰った。帰り道はAと同じではないので、一人で帰るしかない。
俺は一人暮らしだし、少し帰るのが怖かったが、
朝だから、犬の散歩をしている人とかがいて、安心して帰れた。
そして家が見えてきた。あの女はいない。
そして玄関を開けた。
そこには、あの女が立っていた。
「・・・待ってましたよ」
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