俺が小学校低学年のころ体験した少し不気味な話を一つ。
T県の叔父の家に遊びに行っていたとき、電車の中で奇妙な
老婆がいた。年は75前後ぐらいで頭は白髪で着物を着ており、
カップアイスを食べいて確かメロン味のアイスだったと記憶している。
何故その時奇妙に感じたかは覚えていない。それから数十日が
たち学校の帰り道で、なんとその老婆と道ですれ違ったのだ。
当時俺が住んでいた県と叔父の県は確かに近かく、その老婆もその付近に
住んでいれば偶然会うこともあるかも知れない。むこうは当然俺なんか
知るはずもなく普通に歩いていたのだが、前に見たときとまったく服装が
おなじであった。そのとき少し怖くなったのを覚えている。それから
数年が過ぎ、5,6年生のときであったと思う。なんとまたあの老婆を
見かけたのであった。このときはお正月かお盆か忘れたのだが、父親の
実家に行っていたときである。自分の住んでいる県と父親の実家は同県に
あるのだが40kmははなれている。見た場所はジャスコの食品売り場なのだが、
かごも持たずただまたすれ違ったのである。また同じ服装で。
そのとき以来その老婆は目にしていないのだが、またいつかどこかで
見かける気してならない。もう最後に見てから9年がたちます。
長文失礼しました。