関東某所の食肉用家畜処理工場の改築工事の現場に、何回か仕事で行った事がある。
営業で何回か行ったのだが、建設会社の人いわく、「ここは、ほら、色々ヒモ付だか
ら…面倒な事多いし、あんまり関わらない方がいいよ…それに、怪我とか多いしさ…
俺も一日中ここに居ると気がおかしくなりそうだよ…」と。
確かに、敷地の別の棟では家畜の屠殺は続いており、現場事務所内にはひっきりなし
に豚や牛の断末魔の悲鳴が響きわたっていた。
生臭い様な甘ったるい様な脂っこい臭いが充満して、それが断末魔の悲鳴と混ざりあ
ってもう…

こういう仕事に従事してたら、何かしら背負っていくものなのかもしれない…
豚の悲鳴って、もう、恨みとか悲しみとか混ぜこぜになって凄いもんだよな…