中央警察署に勤務していた知り合いから聞いた話しです。
アパートの2階の一室から不審な物音が聞こえるとの通報があり、当直の2名が急行。
管理人立ち会いのもとでカギを開ける際、協力的なアパートの住民が外からの見張り役
を申し出たため、知り合いともう一人の警察官が室内へ突入することになりました。
ドア越しに壁を叩いたり畳を引っ掻くような音が聞こえるので、覚醒剤等の薬物中毒者
と判断し、万が一に備えて右手を拳銃に添えたそうです。
          
果たして、いざ突入すると無人。窓から外に飛び出た形跡も全くなし。
しばらくの間、管理人やアパートの住民から状況を確認していると、そこにその部屋の
住人(夫婦)が帰宅して一騒動があったそうです。