今から20年ぐらい前の小学6年の頃、トイレに行った時の出来事。
横一列が20コぐらいあるんだけど、入ってすぐのところで用を足していると
奥の方からカランカランと下駄で歩く音が聞こえた。
はじめは頭上の貯水タンクと水道管だと思って無視していたんだが、その音が
こっちに近付くにつれ、奇妙なことに気付きました。
その音は上からではなく、コンクリの床から聞こえていることに。
もう、焦ってしまって小便どころじゃない。
その音は2コ手前でピタッと止まったわけだが、たしかに下駄らしき物で歩く
音でした。ダッシュでトイレから逃げた際、鉢合わせした用務員のおじさんに
そのことを話すと、頷きながら神妙な表情をしていました。
その後、トイレは2人1組で行くようになった。
   
美●保小学校の想い出