そういえば、爺さんが話していたことを思い出した。
昭和初期らしいが、河口で夜釣りをしていると
堤の向こうから小さな火がゆらゆら近づいてくる。
よく見ると、20cmぐらいの人が提灯を灯して
籠を担いで掛け声をかけながら走っていったのだと。
同じような怪異談が日本海側の浜辺でも聞かれるとか。