大人になってから鳥取砂丘関連の本や歴史書を見てみましたが、多鯰ヶ池で兵士が集団水死をしたという事件はなかったようです。
ただ多鯰ヶ池で兵士が水死したという事件はあったのではないかと思います。
多鯰ヶ池の砂丘側(北側)は湖岸から急に深くなり、最深部(15mくらいある)に達しているので、重装備の兵士が足を滑らせて池に落ち、そのまま溺れてしまったということはあるでしょう。

書いてて思い出しましたが、昭和40年代の中頃、多鯰ヶ池に水死体が上がったというニュースを見た記憶があります。
そんなこともあって、今でも多鯰ヶ池は自分にとっては立見峠よりも不気味です。