>>63のつづき
＞男性と目と目があった
今までは何も視界に入っていないという感じのうつろな目がこっちを追った。
なんか怖くて目をそらしたがこっちをずっと見てるのがわかった。
そのときも４、５メートルくらい離れていたのだが、なんかイヤな気がしたので
その男性から少し離れたホームの立ち食いそば屋の横まで移動した
８メートルは離れたがちらっと向こうを見たところまだこっちを見ていた。
前の電車が京橋止まりだったせいでホームが混んでたので
もし電車が来たら満員電車になることは想像でき、
同じ車両で真横にぴったり引っ付いて乗るのはどうしてもイヤだったので
乗り込む扉の位置を離したかったのもある。
その男性は死にそうに苦しんてるっぽいのにずっとこっちを見ている
しかしなぜか周りの人たちは誰もその男性の方を見ないし関心もなさそうだ
イヤな感じがしているときに、やっと電車の到着を伝えるアナウンスが聞こえた