あの日ホテルの二階の自動販売機の近くの小屋に近づいたえんどうは興味本位でその部屋のなかを
覗いてしまったらしい。中には部屋なのに下に続く階段があって興味本位で下の方にいってしまったそうだ。
後で俺達を誘ってネタにするつもりだったらしいが、暗い階段のしたから誰かの笑い声が聞こえてきたそうだ。
それもずっと奥のほうから。ヒャハハハハハッ!!ヒャハハハ〜〜〜という笑い声だったらしい。
怖くなったえんどうは急いで階段をひきかえそうと思って下りはじめた階段をUターンして帰ろうといたのです。
もちろん階段はうすぐらくて、はっきりいって電気がついてない感じで入り口の光を頼りに下ってきたものですから
奥がどこまで続いてるかわからなかったらしいです。しかしその次の瞬間に下のほうから物凄い速さで階段を上る音が
聞こえてきたそうです。怖くなったえんどうは足を早く動かして帰ろうとしたのですが首をつかまれて身もとで
「ころしてやるよ」と囁かれたものですから無が夢中で元の部屋まで逃げてきたそうです。
その後俺達と合流したのですがそのことを話すと怖いのでだまっていつも通りに振舞っていたそうです。
だけど俺達と遊んでる間もその声は途切れることもなく姿は見えないのですが声だけが耳にまとわりついて、
ついには耐えられないほどはっきりと聞こえるようになってしまって。気絶をしてしまったそうです。
病院で薬を飲ませれ眠った後はその声はだいぶ収まってそのうち聞こえなくなるだろうと思ってたのですが、
東京に帰るとしだいにまた大きくなっていきました。
そして夏休み前のある日。