俺は突然のえんどうのメールに正直とまどいました、俺達を裏切った友達なのに突然そういうことを見ないといけないのは
つらいし、気まずいと思ってたからです。メールにはこう書いてあったのです。
「アドレスは同じクラスだったにしむらに聞いた あの日から突然いなくなってしんぱいかけてごめん
 明日ちょっとはなしたい すずきも呼ぶといい」
俺は一体なにがあったのか真相を知りたいのでそういう理由で行くと決めてすずきを呼び出してメールのことを言うと
ありがたくOKしてくれました。次の日二人で電車に乗って東京の目黒の駅で待ち合わせました。
するとあの日からあまりかわってなし姿のえんどうがホームの端っこでこっちだよと手を振っていました。
その後目黒の有名な喫茶店で話をしたいというのです。
喫茶店にはいるとすずきが「元気にしてたか?」と言いました。
するとえんどうはうつむいて「実は両親と兄弟が全員死んだ」というのです。
俺達は仰天して開いた口がふさがらりませんでした。
そしてあの日のホテルのことを話し出しました。
「俺はあの日ウソをついてて、ホテルの部屋に実は入っていた」
俺達はえんどうの真剣な目をみてすっかりそのはなしに聞き入っていました。
「病院でお前らに会ったときも元気そうにしていたがあれも全部ウソで実はいろいろあった」
そして次のようなことを語り始めたのです。