それから時がたって私は小学校高学年に…
その頃、いじめが酷くて毎日泣きながら学校通ってた。
中学に上がるとDQNな友達出来て、授業サボったりとか色々悪い事ばかっりしてた。
学校も欠席しがちになって、親も怒るんだけど聞く耳無し。
毎日DQNな奴達とつるんで遊び回ってた、ほんとどうしようもないDQNになってたんだよね…
そんな時、そいつらと遊ぶ金が底をついたので親の金に手付けてしまった
万札何枚か抜き出して使ってしまった。
親も、もう呆れてしまったのか何も言わない
ただ、その日の夜……寝てたら急に金縛りにあった。
最初は疲れただけだと思ってたんだけど、あきらかに隣に人の気配がする
少々ビクりながらも目だけ横に持ってくと暗闇の中にボッーと誰か立ってる
それから耳元で「もう、やめなさい」って声が聞こえてきた
それと同時に金縛りも解けて横見るんだけど誰もいない。
でも、確かにあの声は亡くなった祖父だとなんとなくだけど分った…

こんな最低な自分になっても祖父は私の事見守ってくれてるんだなって思ったら急に泣けた
その日からちゃんと中学通い始めて、DQNな友達とも距離を置いた
通信制しかないって言われた私も、何とか私立に受かった
今は高校も無事卒業出来た私だけど、あの時の祖父の言葉がなかったらどうなってたんだろうと、時々思う。
今でも祖父に感謝してます。


長文スマン