此処に書き込むのは初めてなので、些か見苦しい点もあるでしょうがご容赦くださいね。
本当にちょっとしたお話です。
私が高校一年の頃、京都に居た母方の祖母が亡くなりました。
私は祖母が大好きでした・・・祖母も、私と大切に思ってくれました。そして母も祖母を、とても愛していました。
お葬式の深夜、寝付けずにトイレに起きた私は、祖母が安置されている部屋にぽつんと座っていた母の姿をいまだに忘れられません。

事は三回忌の時でした。
一家でお参りに京都のお寺に行った時の事です。
お坊様が読経されているのを椅子で座って聞いていました。私の前には父と母が。
私の横には妹が座っていました。
読経が始まって暫らくして、ふと、私は部屋の横に飾られた祖母の写真に目を向けました。
すると、窓も風も無いのに写真の両脇に備えられたローソクが、部屋の内側に靡き始めました。
まるで写真から風が吹いたように。
そのとき私は「おばあちゃんが来た」そう感じました。丁度その時、父も母に何かを呟き、その後母は泣き出しました。
後で聞いた所、父も祖母が来たことを感じ、母に教えたそうです。
霊感なんて無い私ですが、あの時の暖かな感じは今でも忘れられません。

駄文失礼しました。