252 名前:最強の退魔師を見た 投稿日:2006/06/01(木) 02:46:51 ID:yzlDp5eJ0
小学五年生の頃の話。

その頃は学校ではこっくりさんやキューピットさんが流行っていて、
放課後になると誰かが必ずやっていた。
その日もいつもの様に放課後に女子3人がこっくりさんをやっていた。
俺とAとBはそれを下らない話をしながらなんとなく見ていた。
まぁ普通にこっくりさんは降りてきたようで、色々聞いてキャーキャー
言っていた。
最初は楽しそうに…と言うのも変だが、普通にやっていた女子たちだったが、
何か様子がおかしい。
俺とAとBは会話を止め、女子たちの所に寄ってみると…

「こっくりさん、こっくりさん、お帰り下さい…」

スーッと十円玉が動く…
「いいえ」
どうやらこっくりさんが帰ってくれないらしい。
何度やっても駄目なようだ、
「なんで…?」
「もうやだよ!」
「おかえりください…」
女子たちは泣きながら発狂寸前だった。