友人ちの姪っ子ちゃん(もうすぐ四歳)は、時々生まれる前に
亡くなったおじいちゃんとお話をするらしい。
家族が言っていないようなことを「じぃがいってた」って
報告するそうだ。
そんな姪っ子ちゃんがまだちゃんと言葉を喋れるようになる前、
お寿司を握るような動作をして、「じぃ、じぃ」って言ってくる。
それをお供えして欲しいという所まではわかったが、「それ」が
家族にはわからない。
取り合えずお寿司をお供えしていたそうだ。
それから数ヶ月して、やっと片言ながら言葉がしっかりしてきた
姪っ子ちゃんがまた「じぃが〜」と言う。
「それはなに?」と友人が問うと、「おだんご!」と姪っ子ちゃん。
手の動作はおだんごを丸める動作らしい。
そういえばお父さんは花見団子が好きだったなぁ、と思い出して
家族でお供えしてからは、姪っ子ちゃんはそんな動作をしなく
なったそうです。
お父さん大好きだった友人は、おじいちゃんが見える姪っ子ちゃんが
羨ましいそうです。