続き


その後姉はすぐに亡くなり、翌日通夜を行う為、両親は泊まりがけで出掛ける事になった……

普通、旦那や子供が遺族なんだから喪主としての勤めを果たすじゃないですか。
でも、その旦那が非常識過ぎて、全てが父に任せっきりの有り得ない対応。(聞いた限りでも書ききれない程)
帰宅した両親から話を聞いて、二十歳そこそこの自分も遺族の非常識っぷりに父の姉が不憫で悔し泣きをする程でした……

で、酒に弱い訳でも無いけど普段は呑まない焼酎を父と一緒に呑みながら、母は入浴で父が就寝した後、ふとトイレに行くと無意識に涙が流れて亡くなった姉の声が頭に響きました。

「●●、●●、ごめんな。有難うな。そんなに背負いこまんでええよ」

と……。不思議と嫌な感じはせず、少し肩を中心に重いようなだるい感覚。
姉の記憶は3歳ぐらいの時しかないので、呼んでいた父の愛称も知りませんが母に訪ねるとその通りだそうで、就寝している父に伝えられないから自分に来てくれたんだと言っていました。

実際、遺族の対応に憤慨しているのは実の弟である父なので、父を気遣って来てくれたと自分は思います。

まぁ、昔から感受性豊かだと言われていたけど、口寄せっぽい体験は初めてなので、伝えに来てくれた姉が安らかに休める様祈ってます。


支離滅裂な長文スマソ