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石川島は寛永3年、御船手頭の石川八左衛門に与えられ、代々子孫が居住しました。
寛政3年、軽犯罪者等を収容して職業教育等を行う為の施設『人足寄せ場』が置かれ
ていましたが、斬首は行われた記録が有りません。

佃島は摂津国佃村から徳川家康に従って移住した漁師が拝領したもの。
ここの漁師達のみに年最初のシラウオ漁の実施と将軍家への献上を許されていた。
ここの漁師が売れ残った雑魚を塩煮にして、保存食としていたものを改良したのが
『佃煮』のルーツとされています。
移住してきた際、勧請したのが現在も残る『住吉神社』で、ここの『佃ばやし』は江戸
三大ばやしのひとつ。
また佃の盆踊りは移住当時から伝わる都指定民俗文化財。