法事で帰って親族で若くして亡くなった叔父さんの話になって
どうも叔父さんは狐に憑かれて亡くなったんだ。みたいな話になって
その時点で漏れには窓に目が釣り上がったデッカイ顔がぼんやり見えてたけど黙ってた
で、姉貴が夜帰るので倉庫の西瓜やメロンを車に積んで帰ったんだ。
その西瓜やメロンは地べたに置かれて毛布が被せてあって、それを上から見ると
その形がまるで人が横向きに足を曲げて寝てる様な形に見えた。しかもその人型には
頭部が無くて離れた場所にあった水の染みの形がまるで狐の顔みたいになってた
さすがに漏れは黙ってられずに婆さんに話したら笑ってそんなの只の偶然だよと言いながら
毛布の人型を拝んでた。