771の続き。

元カノもその音に気づいたらしく、もう怯えてヤバイ感じ。
さては、地元のヤンキーか何かが俺達をからかいにでも来たのか?とも思ったんですが。
どうも様子が違うみたいでした。ずーっと走ってるんです。おそらくこの飛行船の周りだけを。
うわー、これココから降りれねぇよ...とか思ってたら、音が止んだ。
チャンスは今しかない!と思って(今考えたらこれ、チャンスでもなんでもなかった。)元カノの手を引っ張って一気に階段を駆け下りた。
地面の感触を足に感じたら、猛ダッシュで走って2人で逃げた。

あれ、なんだったんだろう?深夜には二度とあそこには近づきたくない。
昼間はガキんちょ達と親御さん達が仲良くピクニックしてるってのに。
長々とスイマセン┏○ペコッ これが唯一の俺にとっての恐怖体験でした。