生まれてからずっと同じ住所で生きててしらんかったが、
自分の住んでる町内の山って言うのも恥ずかしい名前も知らない山に、
おばあさんが一人住んでいるらしい。

昔からのしきたりで、山の神様のお嫁さんとして住んでいるんだって。
電気も水道もない掘っ立て小屋で、夜には真っ暗になるらしい。
2〜3日に一度、生活必需品を貰いにふもとの親族の家まで行くらしいが、
鬼婆のような見かけで滅茶苦茶怖いとのこと。

正月の小学校の同窓会で聞いた話。