消防の時に中新田出身の先生から聞いたんだけど、
先生が小さい頃、5月なのに霜警報が出たんだって。
先生の家では農業してたから、芽が出たばかりの作物に霜がかかると大変だってんで、
親が霜除けの処置をしにいったんだって。
夜だったから先生も一人で家に居るのはイヤでついていったそうなんだ。
仕事が終わったのは夜中で、真っ暗だったんだけど、
帰る途中にある墓地が、遠くから見ても妙に明るくって、
変に思った先生が近づいたときによく見てみると、
そこには火の玉が幾つかふわふわと動いていたんだって。
先生達は怖くなって急いで帰ったそうだ。

オシマイ。