筑波は、『古事記』では「都久波」、『日本書紀』では「菟玖波」、『和名抄』では「筑波(豆久波)」と記しています。  この「つくば」は、
(1) 風土記に、筑波の県は古くは「紀の国」といったが、崇神天皇の御代に、
采女臣の一族で国造として遣わされた筑箪(つくは)命が、「身(わ)が名をば国に着けて、後の代に流傳(つた)へしめむと欲(おも)ふ」
といったことによるとあり、
(2) 風土記に、筑波山の形からか、「風俗の説(くにぶりのことば)に握飯(にぎりいひ)筑波の国といふ」とあり、
(3) 独坡(つくば。平野の中に独立した山)の意、
(4) 「「ツク(尽く。崖、急傾斜地)・バ(端)」で筑波山麓の急傾斜地の意、
(5) アイヌ語で「ツク・パ、尖った山」の意、
(6) アイヌ語で「刻み目」の意などの説があります。

つくばもアイヌ語か!