中央区の某ホテルにて。
妹が出張で一週間そのホテルに滞在中の出来事。
毎日夜中寝ているとベッドの下の方からｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿと音がするという。
妹は毎日の激務に疲れてて、何も聞かない振りして寝てたんだけれども
やっぱ、気になる。日にちを重ねていくにしたがってその音は大きくなり、
リアルに振動まで伝わってきたとの事。ある夜、意を決して恐る恐るではあるが
　シーツをめくりベッドの下を見たんだって。音がしているその下を．．．


　その瞬間音もなく、ただ闇があるばかり。

もともと怪奇現象など信じていない妹はそのまま残り一日を過ごしたそうだ。